市場調査アンケート

新製品を発売するとき。広告キャンペーンをテストしたいとき。市場調査アンケートでより確かな答えが得られます。

市場調査を実施するためのクイック スタート ガイド

オンラインで手軽に市場調査を実施するには、市場調査アンケートがぴったりです。手ごろな費用で確実にターゲット市場から情報を得られる方法なので、Fortune 500社でも小さなスタートアップでも、ターゲット層への理解を深めるために活用することができます。

アンケート結果を利用して鍵となる回答者情報を見つけ出せば、顧客が気に入っているブランドの要素から市場が必要としている製品まで、何でも特定できます。

市場調査の努力は最終的には必ず報われます。なぜなら、成功する製品を発売し、心に響くマーケティングメッセージを作り出すうえで、当て推量や直感は役に立たないからです。私たちの言葉を鵜呑みにする必要はありません。クレイトン・クリステンセンは著書『Milkshake Marketing』で、新製品の実に20個中19個は失敗に終わると述べています。

既存の顧客を引きとめ、新規取引を獲得するためには、適切なデータによる支えが不可欠です。市場調査アンケートを実施する際のポイントとコツを学んで必要な答えを見つけましょう。

プライマリ マーケット リサーチ vs. セカンダリ マーケット リサーチ

市場調査アンケートを始める前に、市場調査の2つのタイプ、プライマリ マーケット リサーチとセカンダリ マーケット リサーチについて押さえておきましょう。

2つのタイプの概要

プライマリ マーケット リサーチ

まだ収集されていない新しいデータを集めるプロセス。プライマリ マーケット リサーチの例としては、市場調査アンケートやインタビューが挙げられます。

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セカンダリ マーケット リサーチ

すでに生成されている既存のデータを集めること。セカンダリ マーケット リサーチの例としては、コンテンツの土台として既存のデータを利用することが挙げられます。

実際例で両者の違いをみるには、デートアプリを取り上げたブログ記事をご覧ください。SurveyMonkeyでは、SurveyMonkey Audienceを使って自分たちで調査を行うだけでなく、ハフィントンポストなど、外部からの既存データも参照します。前者は、データをアンケートで自ら収集しているので、プライマリ マーケット リサーチです。後者は、オリジナルデータの収集に関わっていないため、セカンダリ マーケット リサーチになります。

市場調査がビジネスを育てる

市場調査アンケートを理解したところで、今度はそれを事業計画に役立てましょう。ここで、事業で市場調査アンケートを活用する最も一般的な方法と、最高のデータを引き出すコツをご紹介します。

対象者を絞ってアンケートを実施する

アンケートを使ってターゲット市場から情報を得るには、適切な配信先を選ぶ必要があります。多くの会社は、アンケートの対象にふさわしい顧客リストやソーシャルネットワークのフォロワーリストをお持ちでしょう。SurveyMonkeyのコレクターを使って、回収方法をカスタマイズすることができます。

ターゲット市場の対象者を探すのにお困りなら、SurveyMonkeyの回答者パネル、SurveyMonkey Audienceが役立ちます。SurveyMonkey Audienceには、すぐにでも回答してくれる何百万人もの回答者が登録されています。ターゲット市場を構成する消費者にアンケートを配信することができれば、アンケートの効果も信頼性も最大限に高まります。

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ターゲット市場の研究と分析

マーケティングはおそらく最も予算を割いている項目の1つでしょう。ですからマーケティングに関する企画や取り組みに予算を割り振る際は、その試みが必ず成功につながるという確証が必要になります。

市場調査アンケートは、ターゲット市場のさまざまな側面を理解するために重要で、優れた意思決定の土台となります。意思決定の内容は、潜在的な市場規模の把握から、製品の適正価格の決定まで、多岐にわたります。

ブランドの認知度を測定する

あなたにとっては、会社や製品はかけがいのない存在でしょう。しかし、ターゲット市場がどう捉えているかを知るのは至難の業です。ブランド認知度アンケートは、顧客や見込み客が会社やそのイメージ、製品などについてどう思っているかを調べるお手伝いをします。ライバル企業と比較してどう思っているか、製品やサービスに他社製品より興味を持っている(または持っていない)のはなぜかを、回答者に尋ねてみましょう。市場が会社の存在を知っているか、ブランドが消費者の「リスト」のどこに位置付けられているかを把握できます。

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既存の製品や新製品に関する洞察を得る

製品は市場のニーズに応えているでしょうか?これに答える唯一の方法は、調査することです。ターゲット層に製品フィードバックアンケートを配信することで、製品の改良やイノベーションの促進につながるヒントが得られ、しいては売上の拡大が実現できます。顧客から製品フィードバックをもらうには、「新製品ではどの点が改良されると最も効果的だと思いますか?」、「他社が販売している製品で、一番良いと思う点はどこですか?」といった質問が適しています。

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新製品を発売するときは、事前にテストする必要があります。手始めとして、新製品調査テンプレートをご確認ください。

製品についての調査やテストを行うには、ターゲット市場に次のような質問をしてみましょう。

製品について調査する場合...

  • 製品の実際の性能は顧客の期待をどの程度満たしているか?
  • 顧客は製品をどの程度信頼しているか?
  • 製品のマーケティングメッセージは理解されているか?
  • その製品に関するカスタマーサービスへの評価は?

製品をテストする場合...

  • 顧客は新製品を望んでいるか?
  • 競争で有利な点は?
  • どの製品が最大の収益をもたらすか?
  • 消費者が一番好きな機能はどれか?

製品テストに関する質問サンプルは、製品テスト アンケート テンプレートのページでさらにご覧いただけます。また、こちらのページにも豊富な製品テスト アンケート テンプレートをご用意しています

競合他社と比べたときの立ち位置を知る

市場の中でどの消費者に注意すべきかを知りたいときは、市場調査アンケートの実施を検討しましょう。このタイプの答えを得るためには、ターゲット層に直接聞くのが一番です。購入プロセスにおける消費者の視点や、類似製品に対する考えを知ることができます。また、特定のマーケティング素材が自社製品を選ぶきっかけになったかどうか、また、会社やブランドとどのようにやり取りしたいかなども質問できます。

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ターゲット市場の研究と分析

現在、マーケティングミックスにおけるソーシャルメディアの重要性が増しています。そうした中、どのソーシャルメディアが活用されているかを見極めるには、オンラインのソーシャル メディア アンケートが便利です。「いいね!」やリツイートの数だけでは詳しいことはわかりません。しかしアンケートなら、「なぜ」がわかる上、どうすれば各チャネルで市場のニーズに応えることができるかも把握できます。ソーシャルメディアでのプレゼンスは、フィードバックの収集方法としても活用できます。たとえば、FacebookやTwitterにアンケートを投稿し、新しい製品カテゴリーや機能に対する市場の関心を測ってみてはいかがでしょう。

顧客層を詳しく理解する

新しいサービス分野の潜在的な顧客層を特定したいとお考えですか? それなら、当の本人たちに、性別、年齢、住所、所得、買い物をする場所、趣味、子供の数などを聞いてみましょう。ただし、このような質問はアンケートの最後に設定するようにしてください。対面での会話と同様、まず回答者と安心できる関係を築いてから、個人的な質問をするのが得策です。

デモグラフィック情報は、ターゲット市場の理解に不可欠な情報で、メッセージやキャンペーンの改善に役立ちます。

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市場のセグメント化を簡単に実施

顧客のセグメント化、すなわち顧客を共通の属性(デモグラフィック、地域、生活スタイル、製品の使用頻度、ブランドの好みなど)を持つ小さなグループに分ける作業を行うと、意思決定プロセスに役立ち、マーケティングが楽になります。多くのマーケティング担当者が、このような競争優位性を獲得するためにオンラインアンケートを実施しています。

フィットネスクラブなら、施設やサービス(スパ、有酸素運動マシン、デイケア、栄養講座)の利用状況を基準に、また消費財企業なら、生活スタイル(健康志向、低カロリー食、ベジタリアン)を基準に会員や顧客をセグメント化します。市場調査を実施すれば、セグメントを特定することも、そのニーズを把握することも簡単になります。

次回のキャンペーンで使うクリエイティブアセットを決める

ターゲット層は、オンラインのバナー広告と、家の近くの高速道路にある看板広告のどちらに影響を受けるでしょう?メールにどのようなタイトルを付ければ、商品の詳細ページまでクリックしてもらえるでしょう?新しい広告形式をテストする必要はあるでしょうか?市場調査アンケートは、これらの問いをテストに取り込み、正しい方向性を示すフィードバックを入手します。長期的には、広告費用やリソースの優先順位を決めやすくなるメリットがあります。

ブランディング、ポジショニング、ネーミングの検証に活用

「Just do it」や「Think different」といったキャッチコピーが誰からも愛されているのは、なぜでしょうか?そうした企業の得意客は、なぜ価格の安さに目もくれず、好みのブランドにこだわるのでしょうか?評価の高いブランドというのは、ターゲット層の意見に耳を傾け、それに合わせてマーケティング戦略を立てています。ブランディングやネーミングのコンセプトを検証することで、消費者の意識や動機、好みを、特に競合他社と絡めた文脈で理解することができます。

ロゴの開発からキャッチコピーの仕上げまで、ご自身でコンセプトテスティングを実施しようとしている場合は、「コンセプトテスティングの究極ガイド」をご参照ください。

市場での消費者心理を理解する

投資には、常に不透明さがつきまといます。どこで買うか、何を売るかを決断する際に少しでも不安が薄れるよう、市場や業界の消費者の声を調査しましょう。対象を絞った洞察が必要なら、特定の事業やトピックについて尋ねることができます。定期的に投資調査アンケートを実施することで、有価証券の構成をいつ変えるべきか決めやすくなります。

アナリストがアンケートを使って投資調査を行う方法をご覧ください。

オリジナルの新鮮なコンテンツを作成する

消費者の意見や好みを取り入れたストーリーを作成すると、コンテンツがあらゆる面でワンランクアップします。自分では気づかなかった新しい、フレッシュな視点を発見できると同時に、書き手の主張に確固とした信ぴょう性を与え、マスコミを引きつけます。

私たちがSurveyMonkeyのブログ記事を書くときにデータを活用する方法をご参照ください。

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学術リサーチを実施する

学問における進歩は、往々にして具体的な現実世界のデータを必要とします。消費者フィードバックは、研究者や大学院生にも、研究を進めるために必要なデータポイントを提供してくれます。

カスタマーフィードバックを説得力のあるテスティモニアルやレポートに生かす

SurveyMonkeyのコンテンツ マーケティング ソフトウェアは、満足している顧客のカスタマーフィードバックを、説得力があり信頼できる販促内容へと自動的に変換してくれます。顧客の喜びの声をとらえ、自社ブランドについて他の人がどう考えているかを見込み客に聞いてもらいましょう。

市場調査アンケート作成の7つのポイント

市場調査を始めるには、専門家が作成した市場調査アンケートテンプレート(SurveyMonkeyのアンケート調査専門家によって精査済み)が役立ちます。ターゲット層にデモグラフィックや好みなどを尋ねることができます。どのような内容について市場調査を実施するにしろ、以下のポイントを押さえながら、アンケートの方向性が正しいかを確かめましょう。

1. 問題を定義する

市場調査アンケートの作成に取り組むまず最初の段階で、その特定のトピックについて調査しようと思った理由をじっくり検討しましょう。得られるデータでどんな問題を解決しようとしているのか?製品や顧客、または会社全体にどのような利益があるのか?このような問いに答えることで、問題と、探しているデータの種類が明確になります。

2. 調査の目的を設定する

取り組む問題を特定したら、調査の到着地点に焦点をあてた調査目的を設定する必要があります。目的とは、市場調査アンケートによって到達したい目標であり、質問で表すことができます。目的としては、「この製品の機能を変更した場合、顧客はどのように反応するか?」といった問いが考えられます。

端的でよく練られた目標を考え出すには、本質的な質問をいくつも自分自身に尋ねる必要があります。自問すべきさまざまなポイントはこちらのページで詳しくご紹介しています。

3. 適切な対象者を選ぶ

なぜ特定の回答者層を対象としたいのかを明確にします。また、回答者がどの程度特化した層なのかも考慮しましょう。回答者の選択基準を厳しくするほど、十分な数の回答を見つけるのが難しくなり、コストもかかります。予算内で適当な回答者数を確保できるよう、母集団の基準を下げることも検討してください。アンケートの冒頭でスクリーニング質問を使えば、アンケートに回答する条件を満たすかどうかが判断できます。詳しい方法は、「アンケートでスクリーニング質問を使う方法」をご参照ください。

4. 許容誤差を決める

結果が(基準を満たす)母集団全体の意見や好みに一致することを示す信頼水準を定義します。標本サイズと許容誤差の関係については、こちらで詳細をご覧ください。

5. スケジュールを立てる

いつアンケートを配信しますか?何回配信しますか?いつまでにすべての情報を集めたいですか?

このような点を考慮してアンケートのスケジュールを設定しましょう。スケジュールは受け取る回答の質や量に影響します。たとえば、午後10~11時よりも午前9~10時の方が高い回答率を得られます。

アンケートを配信するタイミングの詳細については、こちらのウェビナーをご覧ください。SurveyMonkeyの2人のアンケート専門家がベストプラクティスをご紹介します。

6. 役に立つリソースとツールを活用する

SurveyMonkeyでは豊富な市場調査アンケートの例をご用意しています。ご自身のアンケート作成のテンプレートとして、またはゼロから作成する際のガイドとして、ぜひご活用ください。

7. データの収集と分析に最適なツールを使う

さあ、いよいよアンケートを配信しましょう。さまざまなオプションから配信方法を選びます。回答が戻ってきたら、SurveyMonkeyの分析ツールを使ってハイレベルなデータ分析を行いましょう。データに隠れたパターンが浮かび上がり、これまで気づかなかったヒントが発見できます。

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手持ちの顧客ベースを活用して市場調査を実施できることも忘れてはいけません。顧客リストに市場調査アンケートを配信する方法は、顧客のメールアドレスにアクセスしやすい企業間取引(B2B)やeコマース企業・消費者間取引(B2C)企業の間でより一般的になっています。顧客への直接的なアクセス方法がない企業の場合は、消費者パネルを活用して適切な対象者をターゲットにすることができます。

選択の余地があるなら、自社の製品カテゴリーで買い物をするであろう見込み客を対象にするのが最適です。顧客だと、これまでの購入経験に基づいたバイアスが生じる可能性が高いためです。対象にする見込み客が見つからない場合は、SurveyMonkey Audienceが確実な方法です。

顧客を対象に市場調査を実施する場合は、こちらのポイントを確認します。

顧客をイライラさせない。アンケートの送信回数は妥当な頻度にします。

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顧客の意見が重要であることを知らせる。アンケートに入力する回答が重要であり、自分の声が顧客全体の体験向上につながることを理解してもらいましょう。このメッセージはアンケートの導入部分に入れると良いでしょう。

市場調査アンケートの作成方法に関わらず、オンラインアンケートを活用すれば、質の高いデータをすばやく簡単に入手できます。そして、これらのデータにより、市場や消費者についてより深く理解できるようになります。

SurveyMonkeyが好奇心に火をつける様子をご覧ください