アンケートの実施を決定することは簡単です。しかし、実際にアンケートを作成するとなると、その作業は難しく感じられるかもしれません。SurveyMonkey ではアンケートを簡略化するお手伝いをいたします。結局、アンケートとは技術であり科学なのです。といっても、ロケットを打ち上げるような科学ではありませんが。
まず最初の、最も大事なステップは、アンケートを作成する理由を明確にすることです。このアンケートの目的は何か?
簡潔で焦点の定まった目的があれば、必要な質問のみで構成されたアンケートを作成できます。アンケートの目的をブレインストーミングするため、次の点を明確にしましょう。
自分以外の誰が回答を見たり使用したりするのか?どのような洞察を得たいか?最終的にどのような意思決定を下したいか?
アンケート作成の動機がわかったら、作成に進みましょう。
アンケートを構築する際は、たくさんの選択を行うことになります。しかし以下の基本的なルールを守ることで、どんなときも正しい選択ができるようになります。アンケートを通じて望むような回答を得るために、大切な10のポイントをご紹介します。
1. 体裁を整える。同じような質問をグループ化することで、アンケートが論理的でわかりやすくなります。改ページ、ページタイトル、説明書きを加えると、回答者にとって質問の内容や意味が理解しやすくなります。
2. 何度も質問する。アンケートを複数回行い、毎回同じ質問を含めたり、まったく同じアンケートを何度も実施したりすると、基準値ができ、回答者の姿勢の変化を把握することができます。
3. 簡潔に。回答者は長すぎるアンケートを嫌います。アンケートの構成を考える際は、質問の数を最低限に抑えるようにしてください。
4. 入りやすい入口を。最初の質問は、とても重要な質問です。最初に個人的な質問やデリケートな質問をすると、警戒されてしまい、回答者を逃がしてしまいかねません。そのような質問が必要な場合は、最後に持ってくるようにしましょう。
5. 必ず具体的に。回答者が質問の意図を理解しやすいよう、アンケートの質問では1度に1つのことだけを聞くようにします。曖昧だったり、範囲が広すぎたり、質問が複数だったりすると、回答者は混乱し、回答しにくくなります。
6. 最後まで掘り起こすこと。複数の意味に取られる可能性がある場合は、その可能性をすべて書き出してみましょう。たとえば、政治に関するアンケートで回答者が保守的かどうかを質問したい場合は、それが回答者の服装のことなのか、政治的信条のことなのか、音楽や食べの物の好みのことなのか、人生に対する姿勢のことなのか(他にもいろいろあるでしょう)、明確にしなければなりません。
7. 関係のない質問はしない。回答者に直接関係のある質問だけを設定し、回答者の集中力を維持するアンケートを作ります。スキップロジックは不要な質問を排除するとても便利なツールです。
8. 「はい/いいえ」で答える質問は避ける。「はい」か「いいえ」で答えさせる質問は、どちらでもない回答者を把握できず、また回答者の微妙な意見を得ることもできません。アンケートの作り方について十分に考えているなら、「はい」か「いいえ」で答えさせる質問は入れないようにしましょう!
9. 表形式を避ける。表を見せられると、回答者は往々にして個々の質問の内容ではなく、マス目を埋めることに集中してしまいます。これは、アンケート結果にも影響を及ぼします。
10. 数字ではなく、言葉で表す。度合いを尋ねる選択肢を作成するときは、「2」や「4」といった数字ではなく、「ややあり得る」、「非常にあり得る」というように、言葉で表現しましょう。こうしたリッカート尺度の回答選択肢には、回答者にとって理解しやすいというメリットがあります。
これらのポイントを抑えれば、より良い意思決定に必要な回答を引き出すアンケートが作成できます。
アンケートをさらに極めたい方は、アンケート質問の書き方の手順をご参照ください。もっと手軽にアンケートを作成したいですか?すぐに使えるアンケートテンプレートも豊富にご用意しています。顧客満足度からマーケティングや従業員エンゲージメントのテンプレートまで、優れたアンケートを作るためのさまざまなオプションが揃っています。最後に、さらにヒントをお求めでしたら、効果的なアンケート作成のヒントとコツを、SurveyMonkeyブログでご覧ください。
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アンケートの内容はSurveyMonkeyで匿名扱いになっているの?勘に頼る必要はありません。 対象者の回答を機密保持したい場合の3ステップをご確認ください。