同じような選択肢の中から顧客が一つの製品やサービスを選ぶ決め手は何でしょうか?その鍵は御社のブランディングにあります。社名や評判、独自性、御社を象徴するもの ― そういうものが多くの中から御社を際立たせるのです。当社が提供する専門家のアイデアやテンプレートをどうぞ御社のブランド構築にお役立てください。
マーケティング担当者の皆さんは日々、新しい手法を用いてビジネスの現状把握を試みていることでしょう。国勢調査結果からWeb分析結果や収益実績まで、顧客のことならすでに山ほどご存知でしょう。しかしこれらは間接的なデータに過ぎません。間接的なデータでは、顧客の行動は把握できても、その数値の裏にある動機までは把握できず、顧客体験についても完全に理解することはできません。
例えば、広告費から今後の売上増加を簡単に予測できたとしても、キャンペーンで御社に対する人々の考え方を変えられるかどうかは、どのように把握したら良いでしょう?また、顧客は御社のライバル企業についてはどのように考えているのでしょうか?顧客からの信頼度は上昇しているでしょうか、それとも低下しているのでしょうか?
賢いマーケティング担当者の選択は、オンラインのブランディングアンケートを使って、自社のブランド力(御社ブランドに対する顧客のポジティブもしくはネガティブな反応によって示される御社のブランド価値)を把握することです。
当社が実施したリサーチでは、マーケティング担当者の80%がブランド認知度の構築は極めて重要、もしくは非常に重要と回答している一方で、ターゲット市場の何割が自社ブランドを認識しているかを把握できていないと回答した割合が76%に及んでいました。そこで以下に、将来の顧客が自社をまっさきに頭に浮かべるのかどうか、そして自社ブランドについてはどのように捉えているのか、などをブランディングアンケートを活用して把握する方法をご紹介することにいたしました。
顧客に自社を認めてもらうには、そして自社の製品やサービスを他の人に勧めてもらうには、どうしたら良いでしょうか?SurveyMonkeyでは、日々マーケットリサーチをお手伝いする中で、企業のブランドアイデンティティの強みを(特にアンケートを通じて)向上させる方法について、多くを学んできました。
消費者が商品の購入を検討しているとき、自社のブランドが頭に浮かんでいるでしょうか?自社が消費者にどれほど認識されているか(もしくは認識されていないか)がわかれば、自社ブランドが市場セグメントの中でどのポジションにあるのか、そして今後のマーケティング活動を修正する必要があるかどうか、などを把握することができます。ブランドの想起度(消費者がブランド名を挙げられるかどうか)をテストするアンケートを使って、消費者がまず最初に自社を(もしくは競争相手を)思い出すのかどうかを確認してみましょう。
例えば、「オンラインストリーミングのビデオサービスと聞いて、どのブランドが思い浮かびますか?」といった自由形式の質問も良いでしょう。
御社と競合他社を一覧で並べた中から消費者が御社ブランドを認識できるかどうか、といったブランドの認知度を測るには、「以下の中から知っているブランドを選択してください(該当するものをすべてを選択)」といった複数選択式の質問が良いでしょう。この場合、回答選択肢には御社ブランドと一緒に他の主要ブランドを必ず含めるようにしてください。
消費者が御社ブランドを認識していることは大切ですが、消費者が御社ブランドをどのカテゴリーに置いているか(つまり御社ブランドに対しどのような特徴を見出しているのか)を知ることも同様に重要です。例えばペットボトルの水なら、どのブランドが最も多くの消費者の頭に浮かぶでしょうか?また人々がペットボトルの水に持つ良いイメージ、悪いイメージ、最悪なイメージとは何でしょうか?
こうした疑問に答えが見つかれば、マイナスの特徴を払拭できるようにブランドイメージを整えると共に、良いイメージを強調するような戦略を立てることも可能です。自社のブランドカテゴリーについて質問したり、商品の特徴を挙げてもらうような質問をしたりして、こうした疑問に対する詳細なデータを集めてみましょう。
他社ブランドを選ぶチャンスがあるにも関わらず、あなたのブランドを愛用してくれる顧客がいるなら、それこそがブランドロイヤルティです。顧客ロイヤルティを測る優れた方法としてNet Promoter® Score (NPS)を利用してみてください。顧客が自社を推薦してくれるかどうか知るために、世界中の企業が実施しています。
自社のブランドアイデンティティを真剣に考えることは、ビジネスのあらゆる面でプラスに働きます。ブランディングを必ず優先順位の上位に置くように(競合他社の位置はバックミラーで確認)しましょう。そのためには、アンケート結果をベンチマーク比較することで定期的にブランド資産価値を測る必要があります。これはベースラインを設定することにもなるため、取り組みの成果を定期的に測ることも可能になります。そうして、揺るぎないブランドアイデンティで、自社を常に輝かせるのです。
結果を業界内の他社と比較してみませんか?該当するベンチマークがあるかお確かめください。
回答者を見つける方法がわからない?お任せください。SurveyMonkey Audienceがマーケットリサーチをお手伝いします。アンケートに必要な回答者像をお知らせいただければ、お客様に代わってSurveyMonkeyが適切な消費者を見つけ出します。
NPS®、Net Promoter®、および Net Promoter® Score は Satmetrix Systems, Inc.、Bain & Company、Fred Reichheld の登録商標です。
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