SurveyMonkeyに豊富に用意されているサンプル質問とアンケートテンプレートで、完璧なアンケートを作成しましょう。
フィードバックが必要なことに気づくのは簡単ですが、アンケートを作るのは困難に見えることでしょう。ここでは、アンケートの作成が実際にはそれほど大変ではないこと、SurveyMonkeyに用意されているサンプル質問やアンケートテンプレート、自動のチャートやグラフを使えば、さらに簡単になることをご説明したいと思います。
特定の集団から情報やフィードバックを集めるのに、最適な手段は何でしょうか。アンケートですよね。アンケートこそ、ビジネスの改善に役立つ洞察が得られる、簡単で効率的な手段です。ただし、アンケート作成の最重要ポイントは、必要な種類のデータを得るために、相応の方法で質問を作成しなければならないことです。
オンラインアンケートとは、その名のとおり、インターネットを介して特定の集団を相手に、焦点を絞った質問をする手段です。そこで得た意見やインサイトは、経営上の判断に役立てることができます。
アンケートやクイズをオンラインで提供することには、大きなメリットがありますが、課題もあります。でもご心配なく。SurveyMonkeyなら簡単に行うことができます。オンラインアンケートを作成するための簡単な10のステップをご紹介する前に、オンラインアンケート全般について少し詳しく見てみましょう。
アンケートのデザインをカスタマイズし、さまざまな方法で送信しましょう。どんな機能がよく使われているかをご確認ください。
皆さんは、紙・電話・オンラインでのアンケートに答えた経験があると思います。でも、アンケート結果を分析する側に立った場合、圧倒的に優位なのはオンラインアンケートです。
アンケートは、手書きで回答を記入する形式からオンラインへと進化を遂げました。オンラインアンケートは、あらゆるデバイスから回答できるため、回答率が高くなる傾向があります。回答率を改善するためのヒントはこちら>
テクノロジーの進歩によって、オンラインアンケートは、代理店や市場調査会社に代わる安価な選択肢になりました。大規模な予算を組まなくても、1つのプラットフォームでアンケートの作成・配布・回収という全プロセスを実施し、チーム全体あるいは組織全体で共有できます。
オンラインアンケートは、作成が簡単です。SurveyMonkeyの最もベーシックなプランを利用した場合でも、イベントの企画から顧客満足度、従業員エンゲージメントに至るまで、あらゆる事例に適したサンプル質問やテンプレートが用意されています。アンケートテーマとカスタマイズ機能を使って、完璧に体裁が整った優れたアンケートをすばやく作成できます。リアルタイムでプラットフォームに届いた結果を、機械学習とAIが自動的に分析します。高度なフィルター機能とクロスタブレポートも、簡単に活用できます。回答者にとっては、どのデバイスからでも回答できるというメリットがあります。
SurveyMonkeyのプラットフォームでは、オンラインアンケートの書式を簡単に整えられます。好きな質問を好きなレイアウトで配置できます。質問バンクには、すぐに使える回答の選択肢も用意されています。プログラミングの知識は必要ありません。思いどおりのアンケートが作成できる柔軟性は、大きなプラスとなります。
回答者の中には、質問者の面前や電話では率直に答えにくいという人もいます。誰もいない状況の方が心を開きやすいですよね。オンラインアンケートには、対面で質問されるときのようなバイアスがかかりにくいというメリットもあります。アンケートからバイアスを取り除く方法をご覧ください >
オンラインアンケートなら、印刷したり、封筒に入れたり、郵送したりする手間が省け、面接を行うスタッフも不要です。結果は自動的に収集されるため、データベースに手動で入力する必要がありません。これは大きなメリットで、スタッフにアンケートを実施してもらうときのようなコストがかかりません。
SurveyMonkeyでは、第508条やWCAG 2のアクセシビリティ基準に準拠したアンケートの作成が可能です。アクセシビリティチェックリストが用意されているため、それを確認しながら、確実にスクリーンリーダーで動作するアンケートを作成することができます。また、視覚障害のある回答者に対応した、すぐに使えるアンケートデザインも用意されています。
不正行為の可能性
質問の数が多すぎたり、混乱するような質問があったり、内容が複雑すぎたりすると、正直に回答してもらえない場合があります。回答者は誰も見ていないところでアンケートを読んでいるため、時間をかけて正確に答える必要性を感じない人は、適当に丸印をクリックして終わらせようとします。特に、景品が提供されているアンケートでは、そういう人が参加する可能性が高くなります。
限られたサンプルサイズと参加できる回答者の数
人口集団の中には、インターネット接続を持つ人が少ない層や、オンラインアンケートを目にする機会が少ない層があります。その理由から、回答者数が限られるだけでなく、結果のデモグラフィックスが限定的になる可能性もあります。アンケートの参加者を増やしたいときは、SurveyMonkey Audienceの利用を検討してみましょう。
連係の問題
オンラインアンケートには、比較的簡単に削除・無視できるというデメリットがあります。一般的なメールクライアントでは、メールが自動的に分類されるため、メール送信されたアンケートが受信トレイに届かなかったり、「迷惑メール」に振り分けられたりすることがあります。
監督の不在
質問者がいないことには、良い面もありますが、悪い面もあります。質問者がいれば、回答者は質問の内容をわかりやすく説明してもらうことができ、逆に回答の意味がわかりにくいときには質問者が問いただすことができます。それがない状況では、回答者が質問を間違って解釈し、結果として不適切な回答をする可能性があります。
オンラインアンケートの中でも、顧客満足度・従業員エンゲージメント・市場調査・顧客フィードバックの4種類は、企業の将来的な目標や成長を設定する上で役立つ情報を提供してくれます。これらのアンケートでは、それぞれビジネスプラン・人事部・製品開発・顧客関係に関連する重要なデータが入手できます。
あなたの製品やサービス、商慣習について顧客がどう思っているかを顧客満足度アンケートで調べましょう。アンケートから得た情報に基づいて変更や改善を行えば、顧客の満足度や忠実度が高まり、ブランドとのつながりが強まります。
顧客満足度アンケートは、次のようなプロセスに役立ちます。
あなたのブランド・サービス・会社・経営陣について従業員がどう思っているかを従業員エンゲージメントアンケートで調べましょう。アンケート結果を分析することで、現在のシステムが持つ効果を理解し、改善の必要がある領域を明らかにすることができます。従業員エンゲージメントアンケートを実施して、従業員の満足度やエンゲージメント、生産性を高めましょう。
従業員エンゲージメントアンケートは、次のようなプロセスに役立ちます。
満足度・生産性の高い職場づくりをお手伝いするSurveyMonkeyエンタープライズの詳細をぜひご覧ください。
小規模なスタートアップからフォーチュン500社まで、あらゆる企業が市場調査を参考に意思決定を行っています。市場調査アンケートを実施すれば、製品・サービス・ブランドに対するターゲット市場のニーズが理解できます。直感に頼って重要な決定を下すのではなく、必ず市場調査を行いましょう。
市場調査アンケートは、次のようなプロセスに役立ちます。
市場のニーズや業界のトレンド、購入者のフィードバックを把握することで、優れた意思決定を実現しましょう。SurveyMonke市場調査ソリューションをぜひご確認ください。
顧客は、顧客フィードバックアンケートを通じてビジネスの改善を手助けしてくれます。カスタマージャーニーの全段階でフィードバックを集め、ブランド認知・購入体験・維持率・ロイヤリティを評価しましょう。
顧客フィードバックアンケートは、次のようなプロセスに役立ちます。
これで、オンラインアンケートのメリットを最大限に引き出す準備ができました。実際にアンケートの作成に取り掛かる前に、いくつか必要な作業があります。
アンケートの構成を考える際にまず行うべき重要なステップは、アンケートを作成したい基本的な理由を明らかにすることです。つまり、アンケートの目的は何か、ということです。
簡潔で焦点の定まった目的があれば、必要な質問のみで構成されたアンケートを作成できます。アンケートの目的をブレインストーミングするため、次の点を明確にしましょう。
アンケートを作成する目的がわかったら、作成に進みましょう。このページでは、貴重な洞察を与えてくれるアンケートを作成するためのヒントをご紹介します。
目的は何か。アンケートで具体的に知りたいことは何か。知りたいことに関係のあるデータを集めるには、質問を書き始める前に明確な目標を念頭に置くことが大切です。そうすることで、目標に沿ったアンケートが作成できるようになります。
その目的に合うのはどのようなターゲット層でしょうか。誰からデータを集めたいのかを明確に定義します。それは顧客でしょうか。従業員でしょうか。あるいは、特定のデモグラフィック属性を持つ集団でしょうか。必要なインサイトを与えてくれるのがどの集団かを特定しましょう。ブランド認知について調べたいなら、市場、特にあなたの会社をすでに知っている層が適しています。一方、製品のパフォーマンスについて調べたいなら、製品を使っている人、つまり顧客を相手にする必要があります。
アンケート質問は、必要なデータを集めるのに十分な、最小限の範囲に抑えます。余計な質問で回答者に負担をかけないようにしましょう。的を絞った短い質問をした方が、多くの回答者から、質の良い回答を得ることができます。アンケートの質問数は最大10問までに抑えることをお勧めします。質問数がそれ以上になる場合は、多くの人に完答してもらえるよう、クーポンなどのインセンティブを提供することを検討します。
アンケートでは、わかりやすく伝えることが重要です。そのためには、必要に応じて多言語アンケートを作成したり、ターゲット層の文化的規範に沿った言葉を使ったりすることが大切です。「バーティカル」、「ソートリーダーシップ」、「成長ハッキング」のようなビジネス用語は避けましょう。わかりやすく簡潔で、自然な言葉遣いでアンケートを作成します。
アンケートを送信する前に、テストしましょう。チームメンバーやターゲット層から数人を選び、アンケートを受けてもらいます。その過程でミスやわかりにくい質問を発見し、回答者全員にアンケートを送信する前に修正することができます。チームメンバーとアンケートで共同作業する方法をご覧ください。
アンケートの内容や回答者層によっては、インセンティブを提供すると回答率が高まる場合があります。かけた時間に対して報酬がもらえるのは、誰にとってもうれしいことです。SurveyMonkeyの調査から、インセンティブを提供すると回答率が平均で50%高まることがわかっています。アンケートに含まれている質問の内容に見合ったインセンティブを用意しましょう。高価なインセンティブを用意した場合、インセンティブ欲しさに何度も回答する人が出て、良質な結果が得られない可能性があります。
アンケートにまだ答えていない人にリマインダーを送信すると、回答率が向上する可能性があります。リマインダーは、最初にアンケートへの招待を送ってから48~72時間後に送るようにします。リマインダーが1回では足りない場合でも、送信は4回までに抑えましょう。必ず回答の締め切りを設定し、それ以降はリマインダーを送信しないようにしましょう。
SurveyMonkeyのブログには、オンラインアンケートの作成に役立つリソースが紹介されています。また、ヘルプセンターにアクセスすれば、目的に合った優れたアンケートを作成するための方法をいつでも確認できます。
アンケートを作成する際は、多くの選択肢をクリアしていくことになります。しかし以下の基本的なルールを守ることで、どんなときでも正しい選択がしやすくなります。必要な回答が得られるアンケートを作成するための、大切なポイントを10個ご紹介します。
同じような質問をグループ化することで、アンケートが論理的で分かりやすくなります。改ページ、ページタイトル、説明書きがあると、回答者は質問の内容や、なぜその質問が必要なのかを理解しやすくなります。
複数のアンケートに同じ質問を組み込んだり、まったく同じアンケートを何度も実施したりすれば、基準値を求めて回答者の思考や行動の変化を把握することができます。
アンケートが長すぎると、回答率が低くなる傾向にあります。アンケートの構成を考える際は、質問の数を最低限に抑えるようにしてください。サンプルアンケート質問とアンケートテンプレートが数百種類用意されているので、それを活用してニーズに合った完璧なアンケートを作成しましょう。
SurveyMonkeyのコラボレーション機能を利用して、チームでアンケートを作成しましょう。TechValidateが2019年に行った調査によると、SurveyMonkeyの顧客の80%以上が、共同作業をしたときの方がより良いアンケートを作成し、より良い結果を得ています。共同作業を行えば、チームを強化し、効率を高め、データをすばやく共有することができます。
大規模な社会的証明を得ましょう。TechValidateは、顧客フィードバックを集めてケーススタディや統計、「お客様の声」などに変換しています。
回答者が質問の意図を理解しやすいよう、アンケートの質問事項では1度に1つのことだけを聞くようにしましょう。曖昧だったり、範囲が広すぎたり、質問が複数だったりすると、回答者は混乱し、回答しづらくなります。
複数の意味に取られる可能性がある場合は、その可能性をすべて書き出してみましょう。たとえば、政治に関するアンケートで回答者が保守的かどうかを質問したい場合は、「保守的」が回答者の服装のことなのか、政治的信条のことなのか、音楽や食べ物の好みのことなのか、支持する政党のことなのかを明確にしなければなりません。
回答者の集中力が途切れないように、回答者に直接関係のある質問だけでアンケートを作成します。スキップロジックは不要な質問を排除するとても便利なツールです。
選択回答形式の質問では、どっちつかずの意見や、微妙に異なる意見をとらえることができません。「はい/いいえ」式の質問は、「ピザが好きと答えた人は75%」というような大まかな統計を取るのに適しています。しかし、どれぐらいピザが好きなのか、どんなピザが好きなのかを調べることはできません。選択回答形式の質問にはそれなりの価値がありますが、それだけでアンケート全体を構成しても、あまり多くのデータは得られません。ぜひ選択回答形式vs自由回答形式の質問で詳細をご覧ください。
回答者は、表を見せられると、往々にして個々の質問を理解するよりマス目を埋めることに集中してしまい、アンケート結果に影響が及びます。マトリックス形式の質問を作成するためのヒントをぜひご確認ください。
同じものを一から作り直す必要はありません。SurveyMonkeyのテンプレートライブラリーなら、完璧なアンケートスタイルや質問が見つかります。
これらのポイントを抑えれば、より良い意思決定に必要な回答を引き出すアンケートが作成できます。
アンケートをさらに極めたい方は、アンケート質問の書き方の手順をご参照ください。もっと手軽にアンケートを作成したい方には、すぐに使えるアンケートテンプレートを豊富にご用意しています。その中からお好きなテンプレートをお選びください。顧客満足度からマーケティングや従業員エンゲージメントのテンプレートまで、優れたアンケートを作るためのさまざまなオプションが揃っています。最後に、より詳しいヒントをご希望の場合は、効果的なアンケート作成のヒントとコツを、SurveyMonkeyブログでご覧ください。
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さあ、オンラインアンケートの作成方法が理解できたところで、早速SurveyMonkeyを使ってみましょう!
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