ヘルスケア関連アンケートセンター

ヘルスケアへの取り組みで最も大切なことは、患者さんと医療従事者の関係が良好な状態にあることです。しかし、患者さんと医療従事者がいつでも面と向かってコミュニケーションが取れるわけではありません。例えば、SurveyMonkeyで実施した調査によると、89％の患者さんが担当医療従事者の受けている教育やトレーニングについて知りたいと考えているにもかかわらず、実際にそのような情報を患者さんに提供している医療機関は56％でした。また、診療はだいたい予約時間通りに始まっていると回答した割合は、医療従事者では80％にのぼりましたが、患者さんではわずか52％でした。

オンラインアンケートは、患者さんと従業員の両方の意見を吸い上げることで、患者さんとスタッフのコミュニケーションをサポートします。以下のように、多くの病院やクリニック、その他の医療機関がこのニーズを認識しています。

SurveyMonkey なら、より多くの情報をより速く収集し、分析することができます。アンケートはご自身で作成することも、専門家作成のテンプレートを活用して作成することも可能です。またアンケートの実施方法は、メール、Web サイト、モバイル機器などさまざまで、待合室のパソコンを使用して実施することも可能です。回答が集まったら、SurveyMonkey の便利なプラットフォームを使ってデータを分析しましょう。本格的なグラフに仕上げたデータをエクスポートすることも可能です。

SurveyMonkeyがアンケートを手軽にし、HIPAAに準拠した安全な機能で患者さんのプライバシーを保護するお手伝いをします。

アメリカでは、保護医療情報（PHI）を収集する医療機関に患者のプライバシーを守る義務があります。あなたの組織にHIPAAに準拠する義務があり、ネット上で医療情報を収集しようとしているのでしたら、SurveyMonkeyを活用してください。提携事業者契約や高度なセキュリティ機能などをご用意しています。SurveyMonkeyのHIPAA準拠の詳細をご覧ください。

検査結果にも表れず、会話からも浮かび上がらない患者さんの情報を把握するには、アンケートが一番です。患者さんは医療従事者に意見を直接伝えることをためらうかもしれませんが、アンケートならこっそりと意見を伝えることができます。さらに、患者の満足度と安全性評価を特定のレベルまで引き上げることで、国の認定とコンプライアンスの基準を満たすことができます。

以下に、患者さんへのアプローチを改善するためのアンケート活用例をいくつかご紹介します。

患者さんに来院した感想や、ドクター、サポートスタッフ、設備に対する感想を尋ねてみましょう。また来院前に患者さんに簡単なアンケートを送って、患者さんのニーズをあらかじめ把握しておくという方法もあります。

院内の誰もが積極的に仕事に取り組めば、患者さんへの質の高いケアも簡単になります。医師や看護師、スタッフの皆さんが仕事に必要なトレーニングを受け、ツールを利用できるようにしましょう。また院内のプロセスに関する意見を集めたり、責任問題に発展しそうな問題の芽について尋ねてみるのも良いでしょう。以下にアンケートの一般的な用途をご紹介します。

以下のようなアンケートテンプレートも用意されています。

女性患者、男性患者、それぞれにアンケートを実施して、周辺地域で一定の年代・性別層が最も関心を寄せる健康問題を特定してみましょう。また、患者さんからの意見を元に、スタッフへの要望を把握したり、新しいサービスを考案したり、健康に関する教育活動とコミュニティ活動を組み合わせることで健康な生活を推進したりしてはいかがでしょう。

患者さんはあなたのクリニックをどのようにして知ったのでしょう？ 地域の数あるクリニックの中からあなたのクリニックを選んだ理由は何でしょう？ 定期的に歯のケアを受けていないとしたら、その理由は何なのでしょう？ アンケートを活用すれば、患者さんの治療や好みに関する情報を集められ、さらに患者教育や定期健診の予約、患者さんの健康状態の追跡やモニタリング、他の患者の紹介、患者数の増加などに関する戦略を見直すこともできます。

検眼士や眼鏡などの販売に携わる皆さんにとって、患者さんと関わる時間といえば年に一度の視力検査しかないかもしれません。

しかし、チャンスは他にもあるのです。患者さんのニーズを把握するため、アンケートを実施してみましょう。処方箋の内容は変わっていないでしょうか？コンタクトレンズはまだ快適な状態でしょうか？夜間の運転に困難を感じることはないでしょうか？予約日の前に各患者さんにオンラインでアンケートを配信するか、来院時にまずアンケートに記入してもらうようにしましょう。

特定の対象者層や集団で統計を取りたい場合は、SurveyMonkey Audienceの活用をご検討ください。専門領域を絞った医師へのアンケートを実施できます。または、担当する患者グループの習慣を全米の結果と比較してみることも。AudienceはSurveyMonkeyのオンラインアンケートツールとシームレスに統合しており、いつでもあなたのアンケートに回答できる何百万人もの回答者が待っています。

より良いケアが必要なのは動物も同じです。飼い主がクリニックのことをどう思っているのかを把握することから、スタッフの積極性や集中力を高めることまで、治療環境を改善するにも、市場を理解するにも、アンケートは最適です。

患者さんの満足度を向上させたい場合も、従業員の関与を高めてより安全な院内環境を作りたい場合も、ぜひ実績を時系列で確認してみてください。パフォーマンスのベンチマークを設定することで比較対象が生まれ、特定の取り組みがどれほど医療サービスを向上させているかを把握することができます。例えば、7割の看護師が仕事に「満足している」と回答したとしても、それが工夫の成果なのかどうかを推測することは難しいでしょう。しかしその割合が7.5割に上昇したとすれば、工夫の方向性が合っているということになるでしょう。

あなたの役割が医療提供者であっても、あるいは介護者や管理者であっても、患者さんに適切なケアを提供するためには多くの側面で連携することが不可欠だとご存知でしょう。SurveyMonkeyのパワフルなアンケートツールは、組織全体を改善するために必要な答えを得るのに役立ちます。専門家によるテンプレートでフィードバックを得ることも、専門家承認の質問を集めた質問バンクから個別に採択することもでき、完全にオリジナルのアンケートを作成することも可能です。いずれの方法でも、SurveyMonkeyで作業がぐんと楽になります。

オンライン用ヘルスケア関連アンケートテンプレートの例をいくつかご紹介しましょう。

医務室やクリニック、病院から帰宅した患者さんにアンケートを実施し、あなたの治療やスタッフの対応、介護を必要とする場合それを頼める手段があるかなどを調査してみてはいかがでしょう。

テンプレートのプレビュー

治療内容だけでなく、身体的、精神的な快適さやサポートの充実度など、病院でのあらゆる体験について、患者さんにアンケートをとってみましょう。

テンプレートのプレビュー

患者さんの保険の有無、また、保険が適用されない場合にどのような選択肢を検討してきたかを把握するためにこのアンケートを実施してみましょう。保険が適用される治療方法やサービスについて正しい選択肢を患者さんに提示するのに役立ちます。

テンプレートのプレビュー

このアンケートを使って、患者さんの医療費の現状について質問してみましょう。こうした事前知識があると、どのような場合に患者さんが処方薬代や治療費を払えない可能性が高くなるのかといったリスクを把握することができるため、それによって他の選択肢を検討することも可能になります。

テンプレートのプレビュー

患者さんは、何らかの共通した健康問題が見られる人種に属しているでしょうか？患者さんの健康や健やかな暮らしに影響を与えうるのは、どのような社会経済要因でしょうか？ このアンケートを実施することで、より広い社会集団や生活環境の観点から患者さんを理解することができます。

テンプレートのプレビュー

米国保健社会福祉省が作成したCAHPS^®（Consumer Assessment of Healthcare Providers and Systems）を活用して、あなたの治療方法や治療プランを国内全体または特定の地域の他の医師と比較し、評価してみましょう。

医療機関の種類（病院、医務室、高齢者施設、薬局など）に関わらず、国による患者の安全基準を満たしているか確認するために従業員アンケートを送信しましょう。医療研究・品質調査機構（AHRQ^®）の専門家によって作成された、患者のセーフティ カルチャー アンケートのテンプレートは、対象領域の改善、目標設定、地域および全国の医療機関とのベンチマーク比較に役立つようデザインされています。

または、ヘルスケア アンケート テンプレートのライブラリーからサンプルをお選びください。