自分の会社や製品、ブランドがどのように見られているかをご存じですか。どう見られたいかは明らかでも、実際にどう見られているかは、聞いてみなければわかりません。そこで活躍するのがフィードバックフォームです。
フィードバックフォームは、顧客・関係者・患者・クライアントなど、会社の成功に大きく貢献する人たちから意見やフィードバックを集めるツールです。事業経営者の多くがフィードバックの重要性を理解しているものの、価値ある情報が得られるようなフィードバックフォームをうまく作成できていないケースが少なくありません。
フィードバックフォームは、他の人に聞かなくてはわからないような率直な意見や情報を集めるという点で、大いに重要です。製品からカスタマーサービス、ブランドまで、あらゆる対象について意見を聞くことができます。集まったフィードバックから利用者の感情を測定し、経営判断に役立てれば、改善につながります。
オンラインのフィードバックフォームが大いに役立つ3つの分野をご紹介しましょう。これは、一部の例に過ぎません。フィードバックフォームが活用できる業界・インタラクション・環境は他にもたくさんあります。
既存の顧客を維持することがいかに大切かは、誰もが承知しています。顧客フィードバックフォームからは、自社の製品・サービスについて顧客がどう思っているか、顧客が再度購入することを検討しているかどうか、一定の期間における顧客体験がどうだったかなど、貴重な情報が得られます。
顧客からのフィードバックは、会社のパフォーマンスの中でうまく行っている分野と改善の必要な分野を特定するのに役立ちます。受け取ったデータに基づいて、研修や更新プロセスの必要性や、顧客を維持して顧客満足度を改善するための対策を検討することができます。
あなたのチームのメンバーは、意欲的ですか。充実した毎日を送っていますか。何か、生産性を阻害している要因はありますか。従業員フィードバックフォームを使えば、従業員が必要なサポートやオフィススペース、テクノロジーを十分に与えられているかどうかを確認できます。やる気や福利厚生、企業文化などについて質問し、従業員の心の内を調べてみましょう。
回答を集めて従業員体験の改善分野を特定し、必要な変更を加えましょう。
不動産業界には、フィードバックフォームを活用できる場面がたくさんあります。不動産業者なら、契約後に住宅購入者の体験を評価したり、物件見学についての意見をもらったり、不動産業者を使用した感想を聞いたりします。
家主なら、賃貸の契約期間中あるいは期間後にフィードバックフォームを使い、メンテナンス業者の対応が迅速かどうか、借主が建物の状態についてどう思っているか、家主との連絡がスムーズかどうかを調べます。
不動産業者も家主も、収集した回答をサービスの改善に役立てることができます。
フィードバックフォームをビジネスに利用する方のために、最大限に活用するためのヒントをいくつかご紹介します。
フィードバックフォームを複数のチャネルを通じて配信することで、ターゲット層に確実にリーチしましょう。既存の顧客や社内のチームにフィードバックをもらう場合は、主な手段としてメールを使用します。
ただし、メールに限定しないことが大切です。ソーシャルメディアでフィードバックフォームのリンクを共有することも、会社のWebサイトにリンクを掲載することもできます。
グラフィックやロゴ、色、画像などを使って魅力的なフィードバックフォームを作成しましょう。ブランドアイデンティティーを反映したデザイン要素を選ぶことが大切です。他にも、デザインの際に考慮すべき点がいくつかあります。
求めているフィードバックがビジネスに役立つ種類のものである場合、回答者の中には、「答えても自分には得はないのに」と考える人がいるかもしれません。最終的には製品やサービスが改善されて、回答者の利益につながるのですが、情報を提供してくれることに対してささやかな贈り物を送った方がフィードバックフォームに記入する動機にはなりやすいでしょう。
記入してくれた人に提供するインセンティブには、次のようなものがあります。
リッカート尺度は、何かの程度を5段階または7段階のスケールで答えてもらう、選択回答形式の質問です。
たとえば次の通りです。
当社の製品の総合的なパフォーマンスにどの程度満足していますか。
スケールは非常に便利ですが、回答者に自分の言葉で意見を述べてもらうことも大切です。質問の内容を超えたフィードバックを共有してもらえる可能性があります。自由回答形式の質問を作り、小さめの回答フィールドを用意しましょう。ただし、回答は任意にすることをお勧めします。回答者は、これ以上言うことはないと思っているのに回答が必須だと、フィードバックフォームへの記入を途中でやめてしまう可能性があります。
フィードバックフォームを作成する用意ができましたか。フォームの作成・カスタマイズ・組み込みは簡単です。
さて、ここでちょっと難しい問題が生じます。連絡先を聞くべきか、フォームへの記入を匿名にすべきか。フィードバックをくれた回答者に後で連絡する必要が生じるかどうかを判断しなければなりません。
それが苦情フォームであり、記入された問題に対処する必要があるなら、連絡先情報は必要です。
しかし、一般には、匿名で記入してもらった方が、率直で価値のあるフィードバックが期待できます。実際、匿名かどうかは、一部の回答者にとって記入するかどうかを決める要因になります。アンケートの冒頭に、フィードバックがどのように利用されるのかと、回答が完全に匿名かどうかを明確に記載しましょう。
次のような用途のフィードバックフォームは匿名にします。
興味深い情報をいろいろご紹介しましたが、フィードバックフォームの作り方がわからなければ何の役にも立ちません!SurveyMonkeyには、今すぐ始めるためのアンケート・フィードバックフォームのテンプレートが豊富に揃っています。
SurveyMonkeyのテンプレートと質問バンクは、オンライン フィードバック フォームの作成に役立つ貴重なリソースです。フィードバックフォームとアンケートテンプレートは、自由にカスタマイズ可能です。ここでご紹介したデザインのヒントを参考にしたり、自分のビジネスに合わせて質問に微調整を加えたり、質問バンクにあるフィードバックフォーム用の質問や独自の質問を追加したりできます。
自分の製品・サービス・会社が顧客や関係者の目にどのように映っているかをオンライン フィードバック フォームで確認しましょう。フィードバックを集めてもメリットがないという業界はまずないはずです。今すぐ、ヒントやテンプレート、トレーニングを利用して初めてのオンラインフォームを作成しましょう。
フィードバックを自分の職務や業種で活用するためのツールキットを開拓しましょう。
退職面接アンケートで適切な質問をすれば、離職の減少に役立てることができます。従業員フォーム ビルダー ツールとテンプレートを使って今すぐ始めましょう。
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