健全な職場文化を育てる5つのポイント

従業員の集中力、モチベーション、熱意を高める方法

どの組織にも、それぞれ独自の文化があります。文化を形作る要素は、価値観や優先事項、働いている人など、数えきれないほどあります。これらの要素が混ざり合って自然と日々の会社環境、すなわち職場文化が形成されます。健全な職場文化とは一体どのような文化なのでしょう。それは従業員が評価され、安全で居心地が良いと感じ、成長の機会に恵まれる場と言えます。SurveyMonkeyがThe Laddersと共同で行った調査で、従業員のキャリア決定に影響を与える要因について詳しく調べた結果、それらのほとんどが職場文化にも大きな影響を与え得ることが明らかになりました。独自のアンケート技術を駆使して、全米の数千人の回答者を対象に、キャリアに関して最も関心のある課題について尋ねた調査です。

私たちが学んだことは、満足している従業員はより生産的で、成功している上司は常に従業員の満足度を測定しているということですもし、あなたが仕事や会社全体についての従業員の満足度向上に取り組まないなら、今いる従業員を維持し、優れた人材を新たに雇用することは難しいかもしれません。あなたの会社で健全な職場文化を育てるためのポイントを簡単にご紹介します。

肯定的な文化は、多様性なしには生まれません。SurveyMonkeyのエンドツーエンドガイドには、インクルーシブな会社文化を構築するための無料テンプレートと専門家によるアドバイスが含まれています。

1. 従業員のエンゲージメントを高める

従業員エンゲージメントの高さ、すなわち「仕事と職場に情緒的なつながりを感じている」従業員がいることは、肯定的な従業員との関係、そして収益の向上に必要不可欠です。最近行われたギャラップ世論調査では、アメリカの労働者の3分の1しか仕事に熱意を感じていないことが明らかになりました。さらに、高い熱意をもつ従業員は生産性が17%高く、常習的な欠勤率が41%低いことも分かっています。従業員エンゲージメントを高めるには、次のような方法があります。

  • 優れた上司を雇用・養成する: 健全な職場文化づくりは管理職から始まります。
  • 上司に必要なリソースを提供する: 適切な人材を採用するために必要なリソースがあれば、効率的でモチベーションの高い、熱意にあふれたチームを作ることができるでしょう。
  • 明確で実行可能な目標を一緒に立てる: 従業員には個人、チーム、そして会社全体の明確な目標が必要です。これらの目標が意味を成すためには、日々の経験に結びつき、達成できると感じられるものでなければなりません。従業員自身が目標の設定作業に参加した場合、仕事への熱意は4倍近くも高まります。

まずは測定、次に実行。問題がわからなければ解決することはできません。仕事や職場にどのぐらい熱意を感じているか、単純に尋ねることから始めてみましょう。シンプルなアンケートが、従業員の仕事への打ち込み度に関する本質的な情報を与えてくれます。多くの場合、ここで重要なのは文脈です。同じ規模や業界の他社と結果を比較してみると良いでしょう。

2. 従業員の定着率を高める

従業員の入れ替わりは、特に飲食業界のようなビジネスの雇用者にとって常に頭の痛い問題です。過去を振り返ると、20年以上同じ会社に勤める、あるいは同じ職種に就くのが普通な時代もありました。

しかし最近では、1、2年で会社を転々としている履歴書を見ることも少なくありません。最近のギャラップ世論調査では、アンケートに回答した従業員の半数が新しい仕事を探しているか、より条件の良い仕事の情報にアンテナを張っていると答え、35%が過去3年間に転職したと答えています。従業員の定着率を高めるには、次のような方法があります。

  • 公正かつ定期的に賃金を上げる: 積極的に仕事を探している人の多くは、より高い賃金を求めています。他社に見劣りしない、定期的な賃上げを実施することが欠かせません。
  • 出世のチャンスを作る: 仕事を辞める従業員の多く(特にミレニアル世代)は、キャリアを築く適切な機会が与えられていないと感じて離れていきます。
  • 安心感を与える: 仕事の安定感は、従業員が新しい仕事を探したり転職したりする主な理由の一つになっています。頻繁にリストラが行われたり、上層部の気分によって気まぐれな目標が掲げられ、それによって仕事を押し付けられていると感じていれば、辞めたくもなるでしょう。

3. 勤務日をフレキシブルにする

現代の従業員は、週5日勤務や8時間勤務以上のものを求めています。彼らが今一番注目している待遇は、在宅勤務や週4日勤務、あるいは、決められた勤務時間数をこなす限り出勤や退勤時間を自由に決められるフレックスタイム制など、より柔軟な働き方なのです。

  • SurveyMonkeyの調査では、一貫して、柔軟な勤務時間と在宅勤務が仕事の応募と離職の決定に影響していることがわかっています。
  • フレックスタイム制の仕事があれば転職したい、と答えた従業員は半数以上に上ります。
  • 37%の従業員が、少なくとも勤務時間の一部を在宅で行える仕事に転職したいと答えています。

4. 従業員とのコミュニケーションを改善する

以前は年に一度の人事評価が通例でしたが、このような一方的な方法は、より進歩的な従業員とのコミュニケーションに道を譲りつつあります。現代のサラリーマンが望んでいるのは、継続的なフィードバックや明確な目標設定、そして公正で、自分に合った、やる気を高める協力的な職場環境です。コミュニケーションを改善する簡単なコツをお教えしましょう。

  • 頻繁に確認する: 上司が気軽によく話しかけることで、従業員は、自分の毎日の仕事と会社の目標とのつながりを実感しやすくなります。SurveyMonkeyのデータによると、少なくとも半年に1度以上、自分の目標について上司と会話をしている従業員は、それ以外の従業員に比べて仕事への熱意やモチベーションを感じている割合が3倍近く高いことがわかっています。
  • 話しやすい雰囲気を作る: 従業員が質問や問題、悩みを抱えている時にただ居ればいいのではありません。コミュニケーションを取る際に、彼らの言葉を明確化したり言い換えたりすることで、あなたが本当に理解し、傾聴していることを知らせることが大切です。共感し、悩みに理解を示し、仕事に関する問題解決をサポートする態勢があることを伝えてください。

5. 強力な従業員ブランドを構築する

今日の企業にとって、従業員ブランド、つまり従業員の間での評判は、顧客ブランドと同様に重要な意味を持ちます。残念ながら、多くの企業が従業員ブランドをまったく見過ごしているか、ブランド構築・強化のためのリソースをほとんどあるいはまったく投じていないのが現状です。社内ブランドの構築は、社外向けのマーケティング活動に比べて少ない投資で済みます。必要なのは従業員ブランドに目を向けることです。

強力な従業員ブランドは人材を惹きつけて放しません。さらに、彼らは会社のサポーターになり、競合他社と差別化を図ることができるのです。この点は、競争が激化し、人々が常につながっているテクノロジー時代には特に重要です。Glassdoorのような企業は、さまざまな企業の企業評価やCEO評価、給与レポート、採用面接の質問と評価、福利厚生などの情報を提供しています。これによって、元従業員や現在の従業員がどう評価しているかを誰でも見ることができるので、求職者は自分のニーズを満たして満足できる仕事や会社を求め、文字どおりウィンドウショッピングすることができます。従業員は、今や職の「消費者」となっているのです。

職場文化を変えたり向上させたりするのに楽な方法はありません。勢いや時間、そして全社の管理職からの同意が必要です。しかし、健全な職場文化がもたらす、満足感と熱意にあふれた従業員は、計り知れないほど貴重で、苦労は必ず報われます。

職場をより健全にするための手段が何であれ、まずは職場環境に関する従業員の意見を知りたいと思うのは同じでしょう。SurveyMonkeyで集めてください。健全で前向きな職場文化を培うお手伝いをするため、豊富な情報とアンケートのテンプレート、さらに特注のソリューションもご用意しています。

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