従業員アンケートテンプレート: 100以上の質問例とテンプレート

2026年10月16日
デスクトップで作業をしている男性

従業員フィードバックは、どの組織にとっても状況を大きく変える可能性を秘めたツールです。従業員が自分の意見が聞き入れられ、感謝されていると感じれば、モチベーションや生産性が高まり、会社への忠誠心も強まります。

うまく設計された従業員フィードバックフォームを使えば、現場を最もよく知る従業員の視点から、職場の良い点や改善すべき点を企業が正しく把握できるでしょう。

このガイドでは、従業員フィードバックフォームのさまざまな種類とその重要性、そして従業員フィードバックループを強化するためのフォーム設計のコツを解説します。

従業員フィードバックフォームは、従業員から職場での体験についてインサイトや意見を集めるために設計されたアンケートです。

企業によって従業員フィードバックフォームの使い方はさまざまで、簡単な定期チェックから、企業文化や方針の詳細な評価まで幅広く活用されています。毎週匿名で短いパルスサーベイを実施する企業もあれば、より包括的な年次レビューを長期的な戦略計画に活用している企業もあります。

人事担当者は、従業員フィードバックフォームを使い、従業員が仕事や上司、職場環境についてどう感じているかを把握しています。定期的なフィードバックの収集により、従業員体験(EX)に関する課題を早期に発見・改善し、エンゲージメント低下や離職率の上昇を防ぐことができます。

従業員フィードバックフォームは、仕事の満足度の向上や、前向きな職場環境の醸成に役立ちます。従業員の意見を定期的に集めてその期待に応え、より活発で効果的な職場を実現しましょう。

  • 従業員エンゲージメントの向上: フィードバックを求めること自体が、従業員の意見を尊重する組織の姿勢を示し、組織と従業員のつながりを強めるきっかけとなります。このエンゲージメントは士気を高め、モチベーションやコミットメントの強化につながります。
  • 改善点の発見が容易に: フィードバックを通じて、非効率なワークフローやマネジメントに関する懸念など、普段は見えにくい問題を明らかにできます。こうした課題に早めに対応することで、よりスムーズな事業運営を行うための調整が可能になります。
  • 職能開発の促進: 従業員自身が、成長のために必要なリソースや研修について貴重なアイデアを提供できます。こうしたフィードバックをもとに、組織は個人と会社の目標に合わせてパーソナライズされた人材育成計画を策定できます。
  • 組織内コミュニケーションの改善: 従業員からのフィードバックは、組織のあらゆる階層間で率直な対話を促進し、コミュニケーションのギャップを埋め、透明性を高めることにつながります。
  • 従業員定着率の向上: フィードバックに対応することで、従業員の満足度向上への姿勢が伝わり、離職率が下がって、長期的なロイヤリティが高まります。
  • 組織全体のパフォーマンス向上: フィードバックから得られる重要なデータをもとに、十分な情報を得た上で、効率や生産性を高める意思決定が可能になります。
  • 継続的に改善する企業文化の醸成: 継続的にフィードバックを実施することによって、常に成長を目指す意識が根づき、イノベーションが促進されます。また、変化の激しい市場でも機敏に対応できる組織の態勢が整います。
  • 組織変革のための実践的なインサイト: 従業員からのフィードバックは、変更が必要な領域を具体的に明らかにし、明確な改善の指針となります。 

従業員フィードバックフォームにはさまざまな種類があり、職場文化や業務パフォーマンスなど多様な視点からインサイトを収集できます。各タイプの特徴を理解することで、さまざまなトピックに効果的に対処し、情報に基づいた意思決定をくだし、さらなる改善と成長を後押ししましょう。

ここでは、一般的な従業員フィードバックフォームの種類と、その活用例をいくつかご紹介します。 

パフォーマンス評価は、従業員が業務上の期待にどれだけ応えているかを測定し、達成している点、成長が期待される分野を明確にします。従業員パフォーマンスフィードバックを集めることで、従業員と、マネージャーや経営陣、会社全体の目標の整合性を図ることもできます。 

マネージャーや人事チームは、通常、定期的なパフォーマンス評価サイクルを設定し、今後の目標設定や従業員の育成計画の策定・見直しを行います。パフォーマンスを把握して課題を解消するために、四半期ごとか年に1回実施することをおすすめします。 

360度評価は、上司、同僚、部下、その他の従業員など複数のチームメンバーからフィードバックを集め、個人のパフォーマンスを包括的に評価する仕組みです。

このフィードバックを活用して、従業員がチーム内でどのようにコミュニケーションを取り、職場環境全体に貢献しているかを把握しましょう。継続的な改善と人材育成につなげるために、360度評価は年に1回の実施をおすすめします。

従業員満足度アンケートは、従業員が職場環境やリーダーシップ、報酬などにどれだけ満足しているかを測定します。

従業員の士気を把握するパルス調査として従業員満足度アンケートを送信し、定着率や生産性に直結する改善策の優先順位を明らかにしましょう。従業員の満足度に関するフィードバックを活用すれば、職場文化やワークフローの懸念が深刻化する前に対応することができます。

従業員Net Promoter Scoreは、「この会社への就職・転職を勧める可能性はどの程度ありますか」という質問によって、従業員の満足度やエンゲージメントを測定します。eNPSアンケートへの回答からは、従業員の感情に関する量的データと質的データの両方が得られるためとても便利です。

従業員トレーニング フィードバック フォームは、トレーニングプログラムの効果を評価するために活用され、従業員に対して、内容や説明方法、自分の役割との関連性について質問します。こうしたフィードバックを集めることで、企業はトレーニング施策を継続的に改善し、必要な知識やスキルを従業員が確実に身につけられるように対処できます。このフォームは、トレーニング戦略をチームにとってより魅力的で効果的なものにアップデートするためにも活用できます。

リモートワークやハイブリッドワークが一般的になってきた中で、リモートワーカーからのフィードバックは、企業がテクノロジーや業務プロセス、働き方の柔軟性を通じて、チームをどのようにサポートできるかに関する貴重なインサイトをもたらします。

以下の各カテゴリでは、従業員体験を多角的に評価するための主要な分野と網羅的な質問例を紹介しています。会社のニーズに合わせてカスタマイズし、パフォーマンス評価や自己評価、ピアフィードバックの指針としてご活用ください。

自己評価は、従業員が自身のパフォーマンスや強み、キャリア目標について振り返る機会となります。

  • 今年、自分自身で最も大きな成果だと思うのは何ですか。
  • ご自身の役割の中で直面した課題と、それをどのように乗り越えたかを教えてください。
  • ご自身のタスクにどのように優先順位を付けていますか。また、その優先順位はチームの目標に沿っていると思いますか。
  • ご自身のパフォーマンスを改善する余地があると思う分野はありますか。
  • ご自身の時間管理と締切の遵守について、どの程度うまくできていると思いますか。
  • 目標達成にあたって、特に役立ったツールやリソースは何ですか。
  • ご自身の役割でストレスやプレッシャーを感じたとき、どのように対処していますか。
  • ご自身のパフォーマンス向上に役立った他者からのフィードバックには、どのようなものがありましたか。
  • ご自身の業務で、質の高さと正確さをどのように確保していますか。
  • どの分野で、上司や同僚からのサポートをもっと受けたいと思っていますか。
  • ご自身の目標達成に向けた進捗をどのように評価しますか。
  • この1年でご自身の専門能力を高めるために取り組んだことを教えてください。
  • 今後さらに磨きたい、あるいは新たに習得したいと思っているスキルはありますか。
  • ご自身のパフォーマンス向上のために、どのような研修プログラムやリソースが役立つと思いますか。
  • 現在のご自身のスキルセットにどの程度自信がありますか。
  • ご自身の役割で成果を出すために、どのようなスキルが不可欠だと思いますか。
  • 現在の役割以外で、今後伸ばしていきたいと考えているスキルはありますか。
  • 新しいツールやテクノロジーへの適応力について、現在のご自身を評価してください。
  • 今年、何らかの学びの機会を探しましたか。探した場合は、どのようなものかを教えてください。
  • 今の役割で成長するために、どのような職能開発が役立つと思いますか。
  • 新しいスキルを学ぶ際、どのような学習スタイルを好みますか(例: 一般的な研修、メンター制度、自主学習)。
  • 最近身につけたスキルで、ご自身のパフォーマンス向上に大きく役立ったものはありますか。
  • スキルアップのために必要なリソースにアクセスできていると思いますか。
  • ご自身の成長やスキルアップのために、どのようなフィードバックを受けたいですか。
  • ご自身の長期的なキャリア目標は何ですか。また、その目標は現在の役割とどのように一致していますか。
  • 現在の仕事で、最も情熱を感じていることは何ですか。
  • 今後この会社でどのように成長していきたいですか。
  • 今後、どのようなキャリアアップの機会を探求してみたいですか。
  • 事業の中で特に興味がある分野と、その理由を教えてください。
  • 現在の仕事とキャリア目標の整合性を図るためにどのような取り組みをしていますか。
  • 社内で今後挑戦してみたいと思う役割や部署はありますか。
  • 今後1~3年の間に、どのようにプロフェッショナルとして成長していきたいですか。
  • キャリア目標を達成するためのモチベーションを高める要素は何ですか。
  • 今後、どのような責任や役割を担っていきたいですか。
  • キャリア目標の実現に向けて、どのようなサポートや支援を受けたいですか。
  • ご自身のキャリア形成に影響を与えているロールモデルやメンターはいますか。

上司からのフィードバックは、リーダーシップの視点から従業員のパフォーマンスを把握し、強みや改善の必要な領域を発見するのに役立ちます。

  • この期間におけるこの従業員の全体的な業務パフォーマンスを評価してください。
  • この従業員は、自らの役割に対する期待に応えていますか。
  • この従業員は、どの程度一貫して質の高い仕事をしていますか。
  • この従業員は、締切の厳守や時間管理をどの程度うまく行えていますか。
  • この従業員は、チームの目的や目標の達成にどのように貢献していますか。
  • この従業員は、仕事における改善の機会を自ら積極的に見つけていますか。
  • この従業員は、自身の役割において発生する課題や障害にどの程度効果的に対処していますか。
  • この従業員は、どの分野でパフォーマンスを向上させる余地があると思いますか。
  • この従業員は、あなたや他のチームメンバーとどの程度円滑にコミュニケーションを取っていますか。
  • この従業員は、どのようにフィードバックを受け止めて業務に活かしていますか。
  • この従業員は、仕事の優先順位やタスクの変化にどの程度柔軟に対応できていますか。
  • この従業員は、自身の業務や行動に対して責任感を持って取り組んでいますか。
  • この従業員は、他のチームメンバーとどの程度円滑に共同作業を行っていますか。
  • この従業員は、チーム内で率直なコミュニケーションを促進していますか。
  • この従業員は、同僚との対立や意見の違いをどの程度効果的に解決していますか。
  • この従業員は、前向きで協力的なチーム文化の醸成に貢献していますか。
  • この従業員は、他部署の者とどの程度うまく協力していますか。
  • この従業員は、チーム内で知識やリソースを共有していますか。
  • この従業員は、同僚からのフィードバックや提案をどの程度受け入れていますか。
  • この従業員は、個人の仕事とチームで協力して取り組む仕事のバランスをどの程度うまく取れていますか。
  • この従業員は、チーム内の他者に対して敬意や共感を示していますか。
  • この従業員は、他のメンバーがサポートを必要としているとき、どの程度進んで助けようとしますか。
  • この従業員は、チームの会議や議論に積極的に参加していますか。
  • この従業員は、チームの課題や困難な状況にどの程度うまく対応していますか。
  • この従業員は、自身の役割において主体性を発揮し、チームのニーズを先回りして考えていますか。
  • この従業員は、自ら模範を示すことでどの程度効果的に指導していますか。
  • この従業員は、チームの目標達成に向けて他のメンバーのやる気を引き出していますか。
  • この従業員は、責任や説明責任をどの程度適切に果たしていますか。
  • この従業員は、必要なときに明確な指導を行ったり指示を与えたりしていますか。
  • この従業員は、チームのメンバーの成長をどのように支援していますか。
  • この従業員は、効果的な意思決定スキルを発揮していますか。
  • この従業員は、タスクや責任の委譲をどの程度うまく行えていますか。
  • この従業員は、自らの仕事への姿勢や態度で周囲に良い影響や刺激を与えていますか。
  • この従業員は、チームのプロジェクトやタスクをどの程度効果的に管理していますか。
  • この従業員は、リーダーシップを発揮すべき場面で問題解決能力を発揮していますか。
  • この従業員は、新しいアイデアやリーダーシップへのアプローチに対してどの程度受容的ですか。

ピアフィードバックは、従業員が同僚と効果的に協力できているかを評価するもので、前向きで生産的なチームの環境づくりに役立ちます。

  • この従業員の同僚とのコミュニケーションスタイルを説明してください。
  • この従業員は、議論の際に積極的に他者の意見を聞いていますか。
  • この従業員は、自分の考えやアイデアを他者にどの程度効果的に伝えていますか。
  • この従業員は、チームメンバーの意見に対して敬意や配慮を示していますか。
  • この従業員は、デリケートまたは難しい話し合いにどの程度うまく対応していますか。
  • この従業員は、チームでのやり取りにおいて前向きな姿勢を維持していますか。
  • この従業員は、同僚との個人的な違いにどの程度うまく対処していますか。
  • この従業員は、親しみやすく、会話に積極的ですか。
  • この従業員は、他者に対して共感や理解を示していますか。
  • この従業員は、チーム内の対人関係のトラブルをどの程度うまく解決していますか。
  • この従業員は、チームメンバー同士の協力や相互尊重を促進していますか。
  • この従業員は、相手の性格に応じてコミュニケーションスタイルをどの程度効果的に合わせていますか。
  • この従業員は、期限までにタスクを完了するという点において信頼できますか。
  • この従業員は、どの程度一貫して約束や責任を果たしていますか。
  • この従業員は、プレッシャーのかかる状況でどの程度頼りになりますか。
  • この従業員は、約束をきちんと守りますか。
  • この従業員は、業務量や締切をどの程度効果的に管理していますか。
  • この従業員には、一人でも安心して仕事を任せられますか。
  • この従業員は、計画通りに進まなかったとき、どのように対処していますか。
  • この従業員は、常に指示や監督がなくても、期待される役割を着実に果たせていますか。
  • この従業員は、ミスがあった際に説明責任をどの程度負っていますか。
  • この従業員は、高い水準のパフォーマンスを着実に発揮していますか。
  • この従業員は、どのくらいの頻度で他の人に手助けやサポートを申し出ていますか。
  • この従業員は、不測の事態や緊急のタスクにどの程度うまく対応していますか。
  • この従業員は、チーム全体の成果にどのように貢献していますか。
  • この従業員は、チームの課題に対してクリエイティブな解決策を提案していますか。
  • この従業員は、チームの目標達成に向けて他のメンバーとどの程度うまく協力していますか。
  • この従業員は、チームのプロジェクトや取り組みをどの程度効果的に管理していますか。
  • この従業員は、チームの問題解決にどのように貢献していますか。
  • この従業員は、チームの成果や課題に対して責任を負い、主体的に取り組んでいますか。
  • この従業員は、前向きなチームの雰囲気づくりにどのように貢献していますか。
  • この従業員は、同僚と知識やリソースを進んで共有しようとしていますか。
  • この従業員は、他のメンバーがチームの目標を達成するためのサポートをどの程度効果的に行っていますか。
  • この従業員は、チームのパフォーマンス向上のためにフィードバックや提案をどのくらいの頻度で行っていますか。
  • この従業員は、個人のパフォーマンスとチームの目標のバランスをどの程度うまく取れていますか。
  • この従業員は、チームの成功に貢献するように他のメンバーを鼓舞したり、動機づけたりしていますか。

以上で、従業員のパフォーマンス、成長、チームワークなど、幅広いフィードバック項目を網羅した108個の質問例をご紹介しました。従業員フィードバックフォームに適宜取り入れることで、上司や同僚、従業員自身が進捗を振り返り、課題を解消し、継続的な成長やスキルアップを支援するためにお役立てください。

以下のベストプラクティスを参考にして、回答しやすく、実用的で価値のあるデータを引き出せるアンケートを作成しましょう。

従業員にとっては、回答者の時間を尊重し、やたらに長い質問で負担をかけることのないアンケートの方が、最後まで回答しやすいものです。重要なトピックに質問を絞ると、最後まで集中し、よく考えて回答できるので、アンケート疲れを防ぎつつ必要な情報を集められます。

専門用語や技術的な用語、複雑な言い回しは避けましょう。明確でわかりやすい言葉を使うことで、すべての回答者が同じように質問を理解できるようになり、より一貫性のある実用的な結果が得られます。

匿名性を確保することで、率直でオープンなフィードバックを引き出しやすくなります。回答が個人に直接結びつかないとわかれば、従業員も本音を伝えやすいでしょう。特にデリケートな内容では、報復を恐れず建設的な意見を述べてもらうために、匿名で回答できる仕組みを取り入れましょう。

どのようなフィードバックでも同じ形式で効果的に集められるわけではありません。たとえば、簡単な量的データの回答は複数選択形式の質問で、具体的な意見は自由回答形式の質問で尋ねるなど、異なる質問形式を組み合わせることにより、従業員の体験を多面的に把握できます。

あいまいな質問や一般的すぎる質問では、はっきりしない回答しか得られず役に立ちません。実用的なフィードバックを集めるには、知りたい分野に焦点を絞り、具体的に質問することが大切です。

質問の範囲を絞ることで意味のある回答が集まり、改善するための具体的な方向性が得られます。

フィードバックは一度きりで終わるものではありません。継続的に意見を集めることで、長期的な傾向を把握し、新たな課題にも早期に対応できます。定期的なフィードバックフォームを通じて従業員との継続的な対話が生まれ、ニーズや悩みを把握したり、導入した施策の進捗を確認したりするのに役立ちます。

従業員が安心して建設的な意見を述べられる環境づくりは、組織の成長に欠かせません。肯定的なフィードバックも大切ですが、実際の変化を生み出すのは建設的な提案です。改善領域と解決策に重点を置いたフィードバックを促して、従業員が組織の発展に主体的に関わる意欲を持てるようにしましょう。

最も効果的なフィードバックフォームは、実際の行動につながるものです。自分たちの意見がきちんと反映され、職場に変化が生まれていると従業員が実感できれば、自ずと信頼関係が深まり、エンゲージメントが強化されます。回答を受け取ったあとは、職場改善のためにどのような変化を起こし、どのように回答を活用しているのかを伝えて、フォローアップを行いましょう。

フィードバックフォームも組織の変化に合わせて進化させる必要があります。定期的にテストや見直しを行うことで、常に的を射た効果的な調査を行えます。時間を取ってフィードバックフォームがしっかり機能しているかを確認し、従業員の意見や会社の優先事項の変化に応じて柔軟に調整しましょう。

効果的な従業員フィードバックフォームを作成するには、綿密な計画と細部への配慮が不可欠です。体系的なアプローチをとることで、有益なインサイトを収集し、組織改善につながるフォームを設計できます。ここでは、従業員にとって回答しやすく、かつ回答したくなるフィードバックフォームを作成する手順をご紹介します。

フィードバックフォームを設計する前に、そのベースとなる目的を明確にすることが重要です。何を知りたいのか、また、パフォーマンスや仕事の満足度、チームダイナミクスなど、どの分野に重点を置きたいのかを具体的に考えましょう。

目的を明確にすることで、質問内容にも一貫性が生まれ、集めたフィードバックが本来の目標に合ったものになります。従業員エンゲージメントの向上や求められているトレーニングの把握など、ゴールを定め、途中でブレることなく実用的なインサイトを手に入れましょう。

使用するフィードバックフォームのタイプは、目的に合わせて選ぶことが大切です。たとえば、従業員のパフォーマンスを評価したい場合はパフォーマンス評価フォームを、全体的な満足度を把握したい場合は従業員満足度アンケートが適しています。

ニーズに応じて、360度評価やピアレビュー、エンゲージメントアンケートなども併せて検討するのもおすすめです。各タイプによって得られるインサイトは異なるため、必要なデータを集めるには最適なものを選ぶことが重要です。

質問形式の違いによっても、得られるインサイトは異なります。量的・質的の両方のフィードバックを集めるには、バランスよく質問形式を組み合わせるのが理想的です。以下の形式の使用を検討してください。

  • 複数選択肢の質問 ― シンプルな数値化できるデータを集める。
  • リッカート尺度の質問 ― 意識や意見を段階的な尺度で測定する。
  • 自由回答形式の質問 ― 背景や個人的な意見など、より深い回答を引き出す。

あいまいだったり範囲の広すぎる質問は避けましょう。代わりに、具体的かつ明確で、理解しやすい質問を問いかけることを心がけてください。質問の焦点が絞られていればいるほど、得られる回答の実用性が高まります。

たとえば、「仕事に満足していますか」という質問ではなく、「仕事のどの部分に最もやりがいを感じ、どの部分に改善の余地があると思いますか」といったように具体化します。このように質問を少し工夫するだけで、改善点や強みをより明確に把握しやすくなります。

適切な質問を作成するのは意外と難しいものですが、質問バンクを活用すると効率的に作業を進められます。質問バンクには、目的に合った価値あるフィードバックを集めるための質問例が豊富に用意されており、自由にカスタマイズできます。

これらを参考にして独自の質問を作成するもよし、選んでそのまま使うもよし。どちらでも、フィードバックフォーム作成の効率が大幅に向上します。ぜひ質問バンクを活用し、ニーズに合った最適な質問を揃えましょう。

フィードバックフォームを全社に配布する前に、まずは少人数の従業員グループでテストを行いましょう。この試験運用によって、わかりにくい点や時間のかかる部分が見つかり、それに基づいて調整できます。テストの手間を惜しまないことで、最終版が分かりやすく、効果的で、最後まで回答しやすくなります。

フィードバックフォームが完成したら、従業員に配布し、回答期限も明確に設定しましょう。アンケートの目的や、集めたフィードバックをどのように活用するのかも必ず伝えてください。こうした透明性が信頼につながり、積極的な参加を促します。

回答を収集したら、結果を分析する時間をしっかり取ってください。傾向や共通するテーマ、すぐに対応すべき課題がないかを確認します。量的データと質的フィードバックの両方を分析して、従業員の体験を包括的に把握しましょう。

フィードバックプロセスで何よりも重要なのは、実際に行動に移すことです。得られたインサイトを活用して情報に基づいた意思決定を下し、職場環境の改善、懸念への対処、成果の評価を行いましょう。

以上の手順を踏むことで、価値あるデータを収集し、オープンでコミュニケーションの活発な職場文化を育むフィードバックフォームを作成できます。

従業員フィードバックフォームを活用して、職場文化の改善やエンゲージメントの向上、組織の成功を後押ししましょう。定期的にフィードバックフォームを送信することで、従業員が自分の意見が聞き入れられ、尊重されていると感じ、会社の目標達成に貢献しようという意欲を高める環境づくりにつながります。

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NPS、Net Promoter、およびNet Promoter ScoreはSatmetrix Systems, Inc.、Bain & Company、Fred Reichheldの登録商標です。

紙を持ち、ノートパソコンでビデオ通話をしている笑顔の人事担当者

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ノートパソコンで記事を見ながら、付箋に情報を書き留めている男性と女性

従業員エンゲージメント戦略を立てて定着率を高め、事業への影響を検証。マネージャーを支援し、フィードバックを基に職場を改善する行動計画を立てましょう。

眼鏡をかけてノートパソコンを見ている笑顔の男性

人事担当者が従業員Net Promoter Score(eNPS)を活用して従業員の感情を明らかにし、離職率の低下や魅力的な職場環境の構築に役立てる方法をご覧ください。

ノートパソコンで情報を確認している女性

人事アンケートのおすすめ質問80選とベストプラクティスで、従業員エンゲージメントを改善。