次回のアンケート作成時に、信頼の置ける実用的な結果を手に入れたいなら、目標の設定から始めましょう。
計画を立ててアンケートを作成すれば、質問の入れ忘れがなくなり、整理された、的を絞ったアンケートにすることができます。目標が明確だと、回答する側にとっても楽です。また、結果の分析時には、意思決定に役立つ洞察が得られるでしょう。
要するに、目標を設定したうえでアンケートを作成するというのが、SurveyMonkeyからの一番のアドバイスなのです。納得がいくなら、ぜひ続きをご覧ください。
目標の設定はきわめて簡単です。自分自身に、何がどのような理由で欲しいのかを問うだけです。
たとえば、講習会を開催し終えたところなら、投票を送信して イベント後 のフィードバックを回収したいと考えるでしょう。肯定的なフィードバックも批判的なフィードバックも、来年の講習会を計画する際に参考になります。
無意識のうちに、アンケートの目標が設定できました!
目標: イベントの長所と短所を評価できるよう、講習会の参加者からフィードバックを集め、次回に向けて改善すること。
目標は、アンケートを作成する理由を説明しています。目標を紙に書き、アンケート作成の始まりから完了まで、目の付くところに置いておきましょう。そうすれば、アンケートの目的から脱線することがなく、すべての質問が目標到達するためのものであることを確認できます。
アンケートの作成理由を定義したら、アンケートに関する基本的な問いを自分自身に投げかけましょう。検討すべき上位の問いをご紹介します。
自分が答えようとしている質問は何 か?何を学びたいのか?
ターゲット層は誰 か?誰にアンケートに答えて欲しいか?アンケート回答者全体の中で、どのデモグラフィックグループに焦点を当てるか?
収集したデータをどのように 利用したいか?
講習会の例に当てはめると、答えは次のようになるでしょう。
何: 参加者はイベントを楽しんだか?特に気に入った点、気に入らなかった点は何か?来年、もっと良いイベントにするために、何を改善して欲しいか?
誰: 講習会の参加者にアンケートを送信したい。参加者全体を、学生、教師、管理者といったデモグラフィックグループに分けることもできる。
どのように: 収集したデータを参考にして、ケータリングや宿泊、交通、登録手続き、イベントアクティビティ、ワークショップ、講師に関する決定を下したい。
これらの質問に答えておくことで、アンケートに内容を詰め込みすぎていないか確認することができます。また、自分の答えを念頭に置けば、アンケートの作成や回答の収集、結果の分析を行う際に目的を見失うことがありません。
上記の基本的な質問にどのように答えたかを見てみましょう。そこから、アンケートの骨子となる最も重要な質問が見えてきます。
通常は、基本的な質問の「何」と「誰」の部分から質問を起こすのが有効です。
基本的な質問から、アンケート内容に関連する具体的な調査質問へと進める方法をご紹介します。
目標 : 講習会の参加者からフォードバックを得ること
基本的な質問 | 調査質問 |
何を知りたいか? | 参加者は講習会を全体としてどのように評価したか? 参加者が最も気に入ったのは講習会のどの部分・要素か? 講習会のどの部分・要素に改善の余地があるか? |
ターゲット層は誰か? | 上記の質問に対する答えは、学生、教師、管理者でどのように異なるか? |
これらの重要な調査質問を覚えておきましょう。実用的な情報を得るには幅が広すぎますが、参加者が全般にどのように感じたかは把握できるはずです。より絞ったトピックについて聞くには、具体的な質問を作成します。
ここで、調査質問からトピックを抽出してサブトピック(小さなトピック)に分け、アンケートの質問を作成しましょう。トピックとサブトピックは、アンケートの質問を構成する 構想 またはアイデアです。これは、調べたい特定の事柄を指し、それぞれのトピックが最終的には1つの質問になります。
調査質問 | トピック | サブトピック |
参加者は講習会を全体としてどのように評価したか? | 全体的な評価 | ・満足度 ・有用度 |
参加者が最も気に入ったのは講習会のどの部分・要素か? 講習会のどの部分・要素に改善の余地があるか? | 講習会で役に立った、または改善の余地のある部分・要素 | ・食事 ・宿泊 ・開催地 ・会場 ・娯楽 ・講師 ・ワークショップ ・特別イベント |
上記の質問に対する答えは学生、教師、管理者でどのように異なるか? | 参加者 | ・年齢 ・性別 ・居住地 ・学校の規模 ・職業 |
構想が整理できたので、いよいよアンケートの質問を作成しましょう。サブトピックがどのようにアンケートの質問へと形を変えるか、以下に例をご紹介します。
サブトピック | アンケートの質問 |
満足度 | 全体的に、講習会にどの程度満足しましたか? |
有用度 | 今までに参加した講習会に比べて、今回の会はどの程度役に立ちましたか? |
ワークショップ | ワークショップの難易度を評価するとどの程度ですか? |
交流イベント | 全体的に、講習会でのネットワーキングの時間は多すぎましたか?少なすぎましたか?ちょうど良かったですか? |
食事 | 全般に、講習会での食事を評価するといがかでしたか? |
会場 | 会場の室温は高すぎましたか?低すぎましたか?ちょうど良かったですか? |
職業 | あなたは教師ですか、学生ですか、管理者ですか? |
学校の規模 | あなたの学校の規模を教えてください。 |
年齢 | 年齢を教えてください。 |
アンケート作成時の要となるのは、知りたいトピックをすべて含めることと、以下の点です。
それではプランニングをお楽しみください!
フィードバックを自分の職務や業種で活用するためのツールキットを開拓しましょう。
退職面接アンケートで適切な質問をすれば、離職の減少に役立てることができます。従業員フォーム ビルダー ツールとテンプレートを使って今すぐ始めましょう。
必要な許可をカスタムの同意フォームで入手しましょう。今すぐ無料で登録して、同意フォームテンプレートをご利用ください。
リクエストフォームを簡単に作成・カスタマイズして、従業員や顧客などのリクエストを受け付けましょう。専門家作成のテンプレートで数分で始められます。