消費者向けの新製品のデザインは、容易ではありません。成功は決して保証されていないのです。Harvard Business SchoolのClayton Christensen教授によると、毎年30,000種類もの消費者向け新製品が発売されているにもかかわらず、その95%が失敗に終わるといいます。
Retronymityは、顧客の形勢を逆転させるために親身に寄り添う、カリフォルニア州サンノゼの小さなカスタム製品のデザインコンサルタント会社です。私たちは今回、Retronymityの共同設立者兼製品責任者であるRussell Ongとビールを片手に、彼の調査に対する考え方と、市場からフィードバックを収集し、ユーザー中心の視点でアイデアを練り上げるときにSurveyMonkey Audienceがどのように役立ったかについて語ってもらいました。
ヒット製品を生み出す方法
消費者に喜ばれる製品を売り出したいSurveyMonkey Audienceを使った製品開発調査をお試しください。
優れた製品イノベーションの大事なポイント
新しいクライアントがRussellの元を訪れるとき、その多くは、すでにかなり練り上げられた製品アイデアを持参しています。そして、その製品が素晴らしく、需要があるものならば、必ずやその市場が存在すると信じています。そこでRussellの仕事は、その製品が本当に素晴らしくて需要があるのかを検討し、その結果に基づいて製品コンセプトをさらに洗練させることです。
プロジェクトの最初の数週間はすべて調査に費やされます。では、製品イノベーションにおける優れた調査者の条件とは何でしょう。
「何よりも好奇心が大切です」とRussellは言います。「そして共感することができれば、優れた調査者の素質は備えています。」
子どものような好奇心
Russellのクライアントは開発中の製品に対して強い情熱を抱いているので、開発プロセスの各段階で彼らの方向性を受け入れてしまいがちです。しかしRussellは強い好奇心を示すことで、クライアントの思い込みにメスを入れます。すなわち、量的手法と質的手法を活用して数多くの質問を重ねていき、製品が解決しようとしている消費者の問題の根本に迫るのです。
クライアントはもちろん、経験豊富なコンサルタント会社を求めています。しかし同時に、RetronymityがWebサイトに書いているように、「子どものような好奇心と驚きで世界観のある」デザイナーを高く評価します。
深い共感
ただし、クライアントに尋ねるのは第一歩に過ぎないとRussellは言います。良いデザイン調査者は、製品を使う可能性がある消費者の思考を理解する必要があります。
「消費者が抱えている問題をどのように体感しているのか、深く感じたいなら、消費者自身を理解することが非常に重要です。」と言う彼は、「結局のところ、それこそが製品をデザインして解決しようとしている問題ですよね?」と続けました。
語りかけるべき対象者を見つける方法
実はRussellは、ビジネススクール時代からSurveyMonkeyの愛用者で、転職を経ても変わらずこのアンケートプラットフォームを使い続けていました。最近ではSurveyMonkey Audienceのパネル機能の使い勝手がお気に入りだそうです。
「小さな会社では、必要な人々に語りかけること自体が非常にハードルの高いことなんです。でも、Audienceによってこれが可能になりました。」と語るRussell。「Audienceを使えば、資源の潤沢な大企業の十八番である調査が、私たちの手にも届きます。」
適切なターゲット市場に的を射た質問をできれば、その回答によって常にアイデアを洗練させることができるという大きなメリットがあります。
SurveyMonkey Audienceから得た結果を基にして、「エンドユーザーに最高の体験をもたらす製品デザインを追求するために、どのような戦略を立てるべきか、じっくりと考えることができます。」とRussellは続け、(アンケート結果は)「私たちが自分で思っているほど賢くないってことに気づかせてくれるんですよ」と笑いました。
当社の市場調査用アンケートパネルソリューション、SurveyMonkey Audienceでできることは、まだまだあります。 次はこちらをご覧ください。