研究対象者の皆様

このたびは、私達研究に興味関心をお示しいただきありがとうございます。研究の詳細が、以下に記載されています。

良く内容を理解し、参加へ同意いただける場合は、最下部チェック欄へお進みください。

研究課題
「訪問看護管理者に対する『在宅看取りの職場内教育』用研修プログラムの開発」
へのご参加のお願い
1. この研究の概要
【研究課題】
訪問看護管理者に対する「在宅看取りの職場内教育」用研修プログラムの開発
(審査番号2024359NI)

【研究機関名及び本学の研究責任者氏名】

この研究が行われる研究機関と研究責任者は次に示すとおりです。
研究機関 東京大学大学院医学系研究科 健康科学・看護学専攻 高齢者在宅長期ケア看護学
研究責任者  教授 山本則子
担当業務   研究計画立案・データ取得・データ解析

【研究期間】
  2024年11月15日 ~ 2025年12月31日

【研究目的・意義】
在宅看取りにおける教育力を向上(知識・態度)させ、実践できることを研修目的としたプログラムの開発と、その教育力に関する尺度開発を行います。ここでの「在宅看取りにおける教育力」とは、在宅看取りを行うスタッフの課題達成や、問題の解決に必要なスタッフの特定の知識/スキル領域を強化するために、管理者がタイムリーな指導やフィードバックを提供する力のことを指します。このプログラムを通じて、在宅看取りを行うスタッフに対して、管理者が自信を持って職場内教育を提供できるようになることが期待されます。また、尺度の開発により、在宅看取りを行うスタッフに対する教育力を、客観的かつ適切に評価することが可能となり、さらに質の高い教育の提供に寄与できると考えています。

【対象者】
下記1〜5)全てに該当する訪問看護事業所の管理者 約100名
 ※定員になり次第締め切ります。

 1. 訪問看護事業所の管理者
 2. 自身の訪問看護事業所で年間1人以上在宅看取りを実施している
 3. 全プログラムに参加できること
 4. 全質問紙調査に回答できること
 5. パソコンによるZOOMでの参加が可能なこと

【研究方法】
参加者は下記Aコース、Bコースのいずれかに割り当てられます。
割り当ては無作為に行われ、どちらか選ぶことはできません。

A,Bいずれに割り当てられた場合にも参加できる方のみ、お申し込みください。
時間は、10時もしくは14時となります。

Aコース
①申込時 質問紙調査1回目
②2025年1月19日 (日) オンライン講義 (Zoomによる60分の講義)
③1月19日 (日) 質問紙調査2回目
④2月16日 (日) オンライン事例検討会1回目 (Zoomによる60分の事例検討会)
⑤3月16日 (日) オンライン事例検討会2回目 (Zoomによる60分の事例検討会)
⑥4月13日 (日) 質問紙調査3回目
⑦7月13日 (日) 質問紙調査4回目
⑧10月12日 (日) 質問紙調査5回目
⑨インタビュー調査(該当する方)
⑩謝礼発送

Bコース
①申込時 質問紙調査1回目
②2025年1月19日 (日) 質問紙調査2回目
③4月13日 (日) 質問紙調査3回目
④4月20日 (日) オンライン講義 (Zoomによる60分の講義)
⑤5月18日 (日) オンライン事例検討会1回目 (Zoomによる60分の事例検討会)
⑥6月15日 (日) オンライン事例検討会2回目 (Zoomによる60分の事例検討会)
⑦7月13日 (日) 質問紙調査4回目
⑧10月12日 (日) 質問紙調査5回目
⑨1月11日 (日) 質問紙調査6回目
⑨インタビュー調査(該当する方)
⑩謝礼発送

おもに、講義や事例検討会は、Zoomによるオンライン形式で行います。
また、研究期間中LINEを用いた情報の発信を行います。したがいまして、普段使用されているLINEにて、研究用LINEアカウントに友だち登録していただくほか、研究用のグループLINEを作成させていただきます。なお、こうしたLINEの情報は、情報発信のみの使用に限定し、ID、パスワードでログインが必要なLINE公式サイト外での管理は行いません。
加えて、日常の教育事例について事例の提供へのご了承をいただけた方や、
研修プログラム終了後にインタビュー調査へのご了承をいただいた方には、
別途事例の聴取やインタビュー調査を行わさせていただきます。


なお、研究計画書や研究の方法に関する資料を入手・閲覧して、研究内容を詳しくお知りになりたい場合は、末尾の連絡先にお問い合わせください。他の研究対象者の個人情報等の保護や研究の独創性確保に支障がない範囲でご提供させていただきます。

・具体的な研究の手順

  1. 本研究説明文書をご覧になり同意していただける場合は「研究に同意する」を選択し、氏名 、 email アドレスを記入します。
  2. その後、研究者より、emailにて、研修プログラム前のオンラインアンケート調査が送付されるため、それに回答していただきます。
  3. 回答後、e-mailにて、Aコース、Bコースのいずれかに振り分けられたか、ご案内が送付されます。
  4. どちらのコースも、オンライン講義1回、オンライン事例検討会が2回、オンライン講義後よりLINEによる交流が含まれた研修プログラムになっております。
  5. Aコース、Bコースともに、講義終了後に研究用LINE公式アカウントにご登録いただき、研修用のグループLINEも作成させていただきます。
  6. Aコースの場合には、定められた期日に、各研修プログラムが提供され、提供後にそれぞれ、オンラインアンケート調査に回答していただきます。
  7. Bコースの場合は、先に2回のアンケート調査にご協力いただいた後、定められた期日に研修プログラムが提供されます。
  8. Aコースは、合計5回のアンケート調査と合計3回の研修プログラムの提供が完了後に、謝礼の送付がemailを通じて行われます。
  9. Bコースは、合計6回のアンケート調査と合計3回の研修プログラムの提供が完了後に、謝礼の送付がemailを通じて行われます。
  10. 研究期間中、回答いただいたデータは東京大学で5年間保管します。
なお、研究計画書や研究の方法に関する資料を入手・閲覧して、研究内容を詳しくお知りになりたい場合は、末尾の連絡先にお問い合わせください。他の研究対象者の個人情報等の保護や研究の独創性確保に支障がない範囲でご提供させていただきます。

2.研究参加の任意性と撤回の自由

 この研究にご参加いただくかどうかは、研究対象者の自由意思に委ねられています。

研究の内容について理解いただき、研究にご参加いただける場合は、下記全ての同意欄にチェックをしていただき、同意取得を行います。ご本人である確認は、氏名、事業所名、メールアドレスの入力で行わせていただきます。

また本同意事項書の文書をe-mailを通じて送付させていたき、同意事項を閲覧できます。

もし同意を撤回される場合は、研究者にメールもしくは電話にて、同意撤回の意思を表明してください。こちらより、同意撤回書をメールで送らせていただきますので、そちらを記入していただき、メールにて送付してください。撤回できる期限は、アンケート調査に回答後1ヶ月後までとさせていただきます。その理由として、1 ヶ月後よりデータの匿名化及び分析を開始するため、どなたの回答かわからなくなってしまうためです。

なお、研究にご参加いただけない場合でも、将来にわたりプログラムの受講や業務上において、あなたの不利益につながることはありません。

3.個人情報の保護

 この研究に関わって取得されるデータは、外部に漏えいすることのないよう、慎重に取り扱う必要があります。

皆さまの調査の回答データは、解析する前に氏名・住所・メールアドレス等の個人情報を削り、代わりに新しく研究用の符号をつけ、どなたのものか分からないようにします。

どなたのものか分からないように加工した上で、研究者のみ使用できるパスワードロックをかけたパソコンで厳重に保管します。
4.研究に関する情報の公開及び研究により得られた結果等の取扱い

研究の実施に先立ち、国立大学附属病院長会議が設置している公開データベース(UMINE-CTR)に登録をし、研究終了後は公表いたします。

UMINのホームページ(URL):https://www.umin.ac.jp/ctr/index-j.htm

 研究の成果は、あなたの氏名等の個人情報が明らかにならないようにした上で、学会発表や学術雑誌等で公表します。国内外の学術雑誌での公開にあたっては、研究成果の第三者による検証や複数の研究の結果を統合して統計的に検討する際の原資料となることもあるために、解析・論文作成に用いた資料を学術雑誌社・学会(誌)へ提供・公開すること、また保管されることがあります。

個人的なお問い合わせをいただいた場合、全体の研究結果についてお伝えいたします。

5.研究対象者にもたらされる利益及び不利益


 この研究に参加することによる利益として、この研究により、ターミナルケアにおけるスタッフ教育に関する能力を向上できる可能性があります。

 一方で、研修プログラムへの参加、複数回のアンケートへの回答、インターネット通信料などの負担をおかけします。皆さまのお時間や金銭面の負担を考慮し、最低限のプログラム、アンケート内容としています。

6.研究終了後の試料・情報等の取扱い方針

 取得したデータは、原則としてこの研究のためにのみ使用します。研究期間終了5年後、取得したデータ等は、削除することで廃棄します。

 これらの試料や資料・情報等は保管期間中に、この研究以外の研究に使用される可能性もあります。その場合には改めて倫理委員会の承認を受け、あなたの同意を得るか、または情報公開により研究対象者となることを拒否する機会を設けます。

7.あなたの費用負担


 今回の研究に必要な費用について、あなたに負担を求めることはありませんが、インターネット通信費の負担を求めます。
 なお、全プロセスを修了した場合、あなたへの謝金は5000円相当の商品券を提供します。
 加えて、事例提供をされた方には1000円相当の商品券、そしてインタビュー調査に協力いただいた方には、別途1000円相当の商品券を提供します。

8.研究から生じる知的財産権の帰属

 本研究の結果として知的財産権等が生じる可能性がありますが、その権利は国、研究機関、民間企業を含む共同研究機関及び研究従事者等に属し、研究対象者はこの知的財産権等を持ちません。また、その知的財産権等に基づき経済的利益が生じる可能性がありますが、これについての権利も持ちません。

9.その他

 この研究は、東京大学医学部倫理委員会の承認を受け、東京大学大学院医学系研究科・医学部長の許可を受けて実施するものです。

なお、この研究に関する費用は、JST 次世代研究者挑戦的研究プログラム JPMJSP2108、在宅看取り支援が可能な訪問看護師育成のためのICT活用型OJTプログラムの開発 23K19798 および山路ふみ子専門看護教育助成基金から支出されています。本研究に関して、開示すべき利益相反関係はありません。


この研究について、わからないことや聞きたいこと、何か心配なことがありましたら、お気軽に下記の連絡先までお問い合わせください。


※この研究説明書は、研究への同意後、e-mailで送付させていただきますので、研究期間中いつでも閲覧することができます


2024年11月15日
【連絡・お問合せ先】
研究責任者:山本 則子 
連絡担当者:山田 享介
〒113-0033 東京都文京区本郷7-3-1
東京大学大学院医学系研究科 健康科学・看護学専攻
高齢者在宅長期ケア看護学
Tel: 03-5841-3508

Question Title

* 1.
上記文章を読み、同意いただける場合は、以下の同意書の各チェック欄にチェックしてください。

同 意 書
東京大学大学院医学系研究科長・医学部長 殿
研究課題「訪問看護管理者に対する『在宅看取りの職場内教育』用研修プログラムの開発」
(審査番号2024359NI)

私は、上記研究への参加にあたり、下記の説明文書の記載事項について説明を受け、これを十分理解しましたので本研究の研究対象者となることに同意いたします。

※ すべての項目にチェックを付けてください

Question Title

* 2. いずれかにチェックしてください。

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