1. この調査について

 現在、新型コロナウイルス感染症による不安や恐怖を抱えながら自宅での生活を強いられている人は多いことと思います。新型コロナウイルスの感染拡大による様々なメンタルヘルスの不調が海外では報告されています。また、政府が要請している外出自粛対策は、行動制限やつながりの低下によりメンタルヘルスを損なう恐れもあります。しかし現在までに新型コロナウイルス感染症の個人・集団のメンタルヘルスへの影響についての調査は我が国では行われておらず、早急に状況を把握する必要があります。

 そこで今回我々は、新型コロナウイルス感染症に関するメンタルヘルス調査を行うことにしました。

 主な質問内容は、性別や年齢、職業、地域などの基本的な項目と、新型コロナウイルス感染症に関する不安などの心理状態をお尋ねします。またコロナ差別や自粛など社会問題への考え方についてもお尋ねします。最後に皆さんが自宅で生活する上で健康を維持するためにどのような工夫をしているか、についてお尋ねします。アンケートの最後にあなたの新型コロナウイルス感染症への不安の程度を集計結果でみることができます。

 得られたデータを元にして、私たちは新型コロナウイルス感染症、外出自粛対策のメンタルヘルスへの影響、現在の社会問題への有効な対策のヒントを得たいと考えています。

 この研究は、直接の個人情報は取得しない匿名アンケート調査であり、心身の危険はないと考えます。調査票の無断複製・頒布はご遠慮ください。この研究の実施は、筑波大学医学医療系・医の倫理委員会で審査を受け、医学医療系長の許可を受けた上で行われます。研究結果は今後専門誌や学会で発表する予定です。

調査のご協力をよろしくお願いいたします。

【研究名称】新型コロナウイルスに関わるメンタルヘルス問題の総合調査研究
【研究目的】新型コロナウイルスに関するメンタルヘルス問題の実態と心理的機序の解明
【研究体制】
研究責任者:太刀川弘和(筑波大学医学医療系教授)
研究分担者:髙橋晶(筑波大学医学医療系准教授)、根本清貴(筑波大学医学医療系准教授)、白鳥裕貴(筑波大学医学医療系講師)、田口高也(筑波大学医学医療系助教)、新井哲明(筑波大学医学医療系教授)
調査に係る問い合わせ先:筑波大学災害・地域精神医学(dcpsych@md.tsukuba.ac.jp)

Question Title

* 1. 上記をお読みの上、調査参加される場合、下のボタンをクリックしてください。

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