1. この調査について

新型コロナウイルスが感染症5類相当になり、ポストコロナ時代に突入しました。しかしこれによって人々のストレスが軽減するかどうか、大規模調査はまだ行われていません。新型コロナウイルス感染症の感染拡大は、感染症災害とされますが、災害では災害直後より復興期に被災者のメンタルヘルスが悪化することも知られています。新たに物価高騰やウクライナ紛争といった課題も生じているため、ポストコロナにおけるメンタルヘルスの評価は喫緊の課題です。我々は、2020年のコロナ禍開始時に「新型コロナウイルスに関わるメンタルヘルス問題の総合調査研究」を行いました。
そこで本研究では、ポストコロナにおけるメンタルヘルス問題の実態と心理的機序の解明を目的に、ポストコロナにおける一般市民のメンタルヘルスを再調査し、2020年調査と比較する研究を行います。
主な質問内容は、現在のコロナウイルスに関する不安などの心理状態や健康維持の工夫、コロナに関連した経験や社会問題への考え方などについてお尋ねします。アンケートの最後にあなたのコロナウイルスへの不安の程度を集計結果でみることができます。
 

 この研究は、直接の個人情報は取得しない匿名アンケート調査であり、心身の危険はないと考えます。調査票の無断複製・頒布はご遠慮ください。この研究の実施は、筑波大学医学医療系・医の倫理委員会で審査を受け、医学医療系長の許可を受けた上で行われます。研究結果は今後専門誌や学会で発表する予定です。

調査のご協力をよろしくお願いいたします。

【研究名称】ポストコロナにおけるメンタルヘルス問題の総合調査研究
【研究目的】新型コロナウイルスに関するメンタルヘルス問題の変化と心理的機序の解明
【研究体制】
研究責任者:太刀川弘和(筑波大学医学医療系教授)
研究分担者:髙橋晶(筑波大学医学医療系准教授)、根本清貴(筑波大学医学医療系准教授)、白鳥裕貴(筑波大学医学医療系講師)、新井哲明(筑波大学医学医療系教授)、笹原信一朗(医学気医療系准教授)、鈴木広道(医学医療系教授)
調査に係る問い合わせ先:筑波大学災害・地域精神医学(dcpsych@md.tsukuba.ac.jp)

Question Title

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